イタリアのこと

Birthday★

 

昨日で、一つ歳を重ねました☆

午前中にイタリア語のレッスンに行くと、何と先生からのサプライズプレゼント!

覚えていただいていたことだけでも嬉しかったのに、プレゼントまで用意してくださったなんて、朝からとても感激してしまいました。

横浜元町の『霧笛楼』さんの紅茶とチョコレート。 ありがとうございました***

後程ゆっくりいただきたいと思います(^^♪

 

 レッスン後には前から行こうと思っていたドビュシー展にいきました。

ブリジストン美術館では水曜日と金曜日に学芸員の方の説明があって、今回の企画では特別に展示されている作品をスクリーンで1時間弱、説明してくれるコーナーがありました。

学芸員の説明を聞いてからの展覧会は、凄くわかりやすくて楽しさ倍増でした。

ドビュッシー展は、とっても魅力的な展覧会で、私の大好きな分野がぎっしりと詰まっていて、時間が足りないほどゆっくりと堪能してしまいました。

本当は、日にちを改めてもう一度見たい♪ って思ってしまうほど気に入ってしまった展覧会でしたが、今週いっぱいまでなので、帰りにショップで販売していた本を買って帰りました(^・^)

図鑑のように分厚い本には今回の全作品の写真や時代別の詳細もあります。

本物の絵の色彩と写真では、やっぱり全然違いますが、もう一度お家で楽しめそうです♪

素敵な絵画に触れて時間を忘れてしまいそうに満喫できました☆

 

そして、お友達や身近な方から沢山のBirthdayメールをいただきました。

私のお友達は高校からや、それより前からのお友達が多く、気が付くと人生の半分くらい私のことを知ってくれているお友達が多いのですが、いっぱい心温まるメールをもらって感極まりっぱなしの一日でした。

周りで見守ってくださる方や、友人達にいつも支えられていることに改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。

新しい歳の一日目、清々しい気持ちでスタートをすることができました(^^)

 これからもよろしくお願い致します♪

 

                                    

 

∮ 軍神マルス ♪

音楽用語で今回も先生と興奮してしまいました(^^)

marcia〟は名詞で「行進、マーチ」、形容詞〝marziale〟で「行進曲風に、勇壮に」。

こちらも形容詞〝marzio〟はイタリア語で「軍神マルスの」と言う意味があります。

 

マルスは古代ローマ神話の軍神で、戦いの神、勇敢な軍事の神として慕われていました。この「行進曲風に、勇敢に」〝marziale〟は、軍神マルス〝marzio〟の名前の語源からつけられた言葉になっていました。

marziale〟では、戦うような気持ちで、行進曲風に、勇壮に、勇敢な気持ちで演奏しないといけないのですね♪

 

さらに、語源の似ている「3月」〝Marzo〟も関係あるのでは??

と思ったところ、やっぱり関係がありました!

 

3月は古代人の軍事行動の開始期でもあったので、軍神マルスからの由来で

 

3月は〝Marzo〟、「ローマ神話の軍神マルスにささげられた月」を意味しています。

 

さらにもう一つ、「火曜日」はイタリア語で〝Martedi〟。 

こちらもマルスの由来??

なんと、「火曜日」〝Martedi〟もマルスの由来からで「軍神マルスの日」を意味していました。 そして「火星」は〝Marte〟です。

 

きっかけは、marcia「行進、マーチ」から始まり、ここまで繋がっていくとは思いませんでした。 月で言うと「3月」 曜日で言うと「火曜日」がローマ神話の軍神のマルスを意味しているなんて思ったこともありませんでした。

気が付かないところに、色々きちんと意味や由来があることに、感動と興奮のレッスンでした。

 

∮ legato ♪

 

今日は久しぶりにイタリア語のレッスンでのブログを書きたいと思います♪

 

音楽記号のスラーとタイ。

 

① スラー

② タイ

 

両方とも線で音をつなぐ記号ですが、とても良く似ている記号です。

 

そして、スラーのことをよく、legato(レガート)で、とか滑らかに繋げて演奏することと言われていていまが、スラーとレガートは違うの? 一緒なの? という疑問がありました。

 

ピアノを教えている時にスラーのことをlegatoと言っていいのかあやふやな私がいました。

今回、小さな疑問が解決できました!!!

 

以前も書きましたが、

( こちらです→ http://pf-makiko.tumblr.com/post/14262538367 )

 

mfの「やや強く」を f(フォルテ)の半分でということが解ったときと同じくらい嬉しい発見でした。

 

legatoは結ばれた、つながれたという意味があります。

 ・動詞:legare(結ぶ、つなぐ)。 

 ・名詞:legatura(結ぶこと、結び目、絆)

友情や、絆で結ばれる時にも使われる言葉です。

 

レッスンの時に先生のご自宅にある辞書を沢山広げて幾つも見ていくうちに、納得したぴったりとした表現を見つけました!

    のスラーは

    legatura  di  suono : 音(響き)を繋ぐこと

    のタイは隣同士で尚且つ同じ音を繋ぐ記号ですが

    legatura  di  valore : 音符・休符(音価)を繋ぐこと

似た記号は同じ legaturaで表されていました。

 

そしてスラーは、音を(滑らかに)繋ぐ為の記号のこと。レガートは音を(滑らかに)繋ぐ為の言葉のこと。

同じ意味で良かったことが確信できて、とてもスッキリしました(^^)

 

教えるときに言葉にすることで、今更私も改めて気がつくことが沢山あります。

 

私が自分で納得していないと、どうしても曖昧な言葉でになってしまい、スラーのことを 「もっとレガートのように繋げて」 と言っていました。

微妙なのですが、「~ように」という言葉は、似ているけれど同じではない時につかう言葉で、他の例に例えると、

「いちごのような味」とはいちごの風味でいちごではありませんよね!?

 

言葉って難しいし、子供は素直なのできちんと覚えてくれるので、自分の言葉に責任をもって伝えられるようになりたいと思っています。

無知な自分を書くことは恥ずかしいことかもしれませんが、知らないことや分からないことがわかった時は、とても嬉しいです。

 

これからも小さな発見を大切にしていきたいと思います。

 

語尾*

 

二期会イタリアオペラ研究会の「オペラ・ガラ・コンサート」に行ってきました。

 

今回の演目は

 

・『ランメルモールのルチア』(ドニゼッティ作曲)

・『リゴレット』(ヴェルディ作曲)

・『椿姫』(ヴェルディ作曲)

・『ラ・ボエーム』(プッチーニ作曲)

・『トスカ』(プッチーニ作曲)

 

の中から主に重唱、アリアの演奏会でした。

 

演奏した方は、20名以上でピアニストも2名。

色んな方の歌声を聞けました。

 

イタリア語の先生がいつも仰っている、イタリア語の発音や言葉の大切さを改めて感じた一日でした。

 

そして、今日のイタリア語レッスンでも、その発音について、今伴奏で演奏している曲の中から教えていただきました♪

 

イタリア語って、しっかりきちんと発音しようと思うと、それほど長くないフレーズなのに、とてもエネルギーとパワーが必要なのです!

 

日本語はどうしても、「です。ます。」などの最後の語尾が弱くなってしまたり、弱くなっても会話が通じてしまいますが、イタリア語は語尾も大切なのです!

語尾によって意味も変わってしまいます。

 

先生から、物を置くときやドアを閉めるとき、普段の生活のなかでも最後まで大切にするという習慣があることを伺いました。

とても素敵な習慣です♪

これからも、まだ知らない沢山のイタリアの魅力も知りたいです!

 

 

■ダンヌンツィオの館■

 

イタリアのガルダ湖の南西、ガルドーネ・リヴィエーラにIl Vittoriale degli Italiani’ というダンヌンツィオの館があります。 今でも博物館として一般公開されていて、彼が死に至るまで発展させて構想した館です。

9ヘクタールに及ぶ広大な敷地の建物の中には、博物館、住居、庭園、1500人が入れる円形劇場、彼の使用した飛行機などの展示もあるそうです。

彼はこの土地に住み始めてすぐに、家も土地もすべて国に贈呈することにし、家や土地を彼の住んだままに維持したいという願いがありました。、希望通りに今では国の記念物として、年間を通して沢山の観光客が訪れているそうです。

 

先生からお借りした貴重な本の中から少しお写真で♪

一見豪華に見えるのですが、良く見ると私の苦手な、置き物も沢山ありました(;O;)

ホームページも見つけたのでご興味のある方は覗いてみてください♪

 http://www.vittoriale.it/

∮ ダンヌンツィオ

 

今、伴奏の曲の一つに「アマランタの四つの歌」という曲を弾いています。

この曲は、イタリア近代歌曲の作曲家  トスティとイタリアの詩人 ダンヌンツィオの詩によります。

当時イタリアではオペラを主に作曲をされていた中、トスティは生涯サロン風の歌曲を沢山作曲しています。イタリア近代歌曲では、詩に魅せられた作曲家達が、詩に曲をつけて作曲していました。

トスティもダンヌンツィオの詩才に魅せられた一人であり、イタリアに多大な影響も与えた詩人でした。

度々ダンヌンツィオの詩による曲を弾いていましたが、この「アマランタの四つの歌」を弾いていて、「ダンヌンツィオってどんな人なのだろう?」と詩をみて、考えれば考える程ハテナ???ばかりで、私には理解するのが難しかったので、よう先生に教えていただきました。

「アマランタ」とは「不凋花(ふちょうか)」と言われ、永遠に色あせず、しぼまないという想像上の花で、不死の象徴とされています。

この曲は、4曲で一つの曲集になっていて、1曲目に出てくる旋律が4曲目にも流れてきてトスティの作曲した曲を聴いていると、とても美しい曲集になっています。 

ダンヌンツィオの詩による題名は 

1.そっとしておいて!一息つかせて

2.暁は光から影を分ける

3.無駄に祈る

4.賢者の言葉よ、何を語っているのか?

 

とても意味が深く感じました。

先生に説明していただき本当にビックリしました! 内容はダンヌンツィオの恋愛した女性への思いを詩にしているとは思っていたのですが、思った以上にダンヌンツィオの思いは深く、濃厚な表現で、思いが強く、熱く、とてもここには書けないほどの大胆な表現や、私が苦しくなってしまう位の表現ばかりなのです! 

先生のお話によると、ダンヌンツィオは美男で、当時有名な女優であったドゥーゼなど、誰もが憧れるような美人な女性ばかりと恋に落ちるのですが、なかなか永遠の幸せを掴めずに苦しい思いもされていたそうです。 

(すべての植物は愛の血にそめられる。それが溢れていっぱいになる時に命は立ち去る。 傷つけられて死んでゆくが、あなたの剣で傷ついたわけではない。破裂する音もなく、私の胸は空っぽになる。)

ダンヌンツィオはこのような表現を詩に書いています。

歌曲を弾く時には「詩」も理解しないといけないので、これからも「詩」のお勉強をする機会もふえそうです。

パルテノペ*Partenope

 

 

昨日は、恵比寿にあるナポリピッツァとナポリ料理専門店の ‘パルテノペ(Partenope)’ でお食事をしました♪

恵比寿店のパルテノペは『真のナポリピッツァ協会』に認定されているお店です。

ナポリピッツアは400℃以上の高温の新窯で、わずか一分半程度で一気に焼きます。

表面は少し焦げてパリッと、中はふんわり、もっちりした食感が特徴のようです。 

いつもお食事とお話しに夢中になってしまい、前菜あたりは写真を撮れず、パスタ&ピザから写真を撮りました(^o^)

 

*空豆とフレッシュトマトのタリアテッレ*

 

*フォーシーズンのピザ*

右上のトマトとさくらエビのピザが「春」。時計回りに「夏」、「秋」「冬」の気がします。

デザートは、迷って一つに選べず(^_^.)三種の盛り合わせ、アイス付きです。

季節がら気になった「ミモザのケーキ」がありました。右上の薄い黄色のケーキで柑橘系のチーズケーキでした。

その他前菜などは、プンタレッレとエビ、ホタテのサラダ。ブルスケッタ。ゼッポリーネ。

白ワインと共に・・・♪

沢山いただきました(^・^)

平日なのにお店は満席でした!

初めてのお店でしたが、特にパスタ&ピザがとても美味しかったです(^_-)

ゆっくりと楽しいひと時でした☆

ミモザの日***

 

 

 

 

イタリアでは3月8日は『ミモザの日』です。

また『Festa della  Donna (女性の日)と呼ばれ、イタリアではこの日、男性から女性へ大切な人に日ごろの感謝の気持ちを込めて「ミモザ」の花束をプレゼントします。

やわらかい黄色のミモザはイタリアで春を告げる花として親しまれていて、愛と幸福を呼ぶ花と言われています♪ 

今日はイタリアの街中がミモザのお花に溢れた素敵な一日になりそうですね♪

 

 

そして今日はイタリア語のよう先生のお誕生日です。 

「ミモザの日」のお誕生日。とても素敵です!

 よう先生、おめでとうございます♪♪♪

 

世界的には女性が平等に社会参加できるよう呼びかける「国際女性Day」でもあります。

 

日本ではバレンタインに女性から男性へチョコレートを贈る習慣がありますが、ミモザの日のように、日本にも女性にとって特別な日があったら嬉しいですね(^o^)丿

 

今日「ミモザの日」のお花屋さんは黄色いミモザのお花でいっぱいでした♪

淡いパープルとピンク色のラナンキュラスとミモザの組み合わせは、とっても可愛くて、見ているだけで幸せな気持ちになりました♪

更に、幸せいっぱいに包み込まれるような素敵なカフェを見つけました(~o~)

近々行ってみたいと思います♪