Archives by date

You are browsing the site archives by date.

◆Milano◆

ミラノ中央駅は、乗り換えで何度も使用しました*

立派なアーケード型のプラットホームです。

IMG_8633 (1)

 

▪ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)

ミラノの象徴でもあるドゥオーモは、世界最大級のゴシック建築で1386年から1813年の400年以上もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成された、聖母マリアの誕生に捧げた大聖堂です。

着工してから長い年月を経て完成された芸術的なドゥオーモの素晴らしさに感動しました♪

FullSizeRender (87)

FullSizeRender (89)

FullSizeRender (85)

 

ドゥオーモには135本の尖塔があり、天辺一つ一つに聖人が立っています。

一番高いところには金色のマリア像がまつられていて、とても輝いていました。

IMG_8422

 

 

▪ヴィットリオ・エマヌエーレ2世  ガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ)

ドゥオーモの右側には、こちらもミラノを象徴するアーケードのガッレリアがあります。

イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世に因んでつけられました。

IMG_8130

アーケードの中はガラス天井になっていて幾つものブランド店が連なっています。

IMG_8123

IMG_8635

 

ディズニーランドのワールドバザールは、ガッレリアをモデルにしているとか・・・。

確かに雰囲気似ています(^^♪

 

床にはモザイクがデザインされていて、素敵です*

ガッレリアの中央にはイタリア王国の紋章、その周りにミラノ、トリノ、フィレンツェ、ローマの紋章のモザイクがあり、中でもトリノの〝雄牛のモザイク〟は、「幸運のモザイク」と言われていて、ここに、かかとを置き、軸にして片足でぐるっと一周回れると幸運を運んでくれる(Porta Fortuna)といわれているそうです。

image2 (20)

 

 

残念なことに幸運のトリノの紋章のことを知らなかったのですが、今思うと混みあっていた理由がわかりました。

私がたまたま写真にとっていたこちらのモザイクは、ローマだったみたいです。

image1 (49)

 

ガッレリアのアーケードを通り抜けると、ミラノ・スカラ座があります。

▪ミラノ・スカラ座(Teatro alle Scala)

多くのオペラ歌手が「スカラ座」公演を夢みている憧れのスカラ座。

スカラ座の公演のオペラも滞在中に観たかったのですが、叶わず。

いつか観れますように・・・★

FullSizeRender (86)

スカラ座の前には、レオナルド・ダ・ビンチ像があります。

IMG_8126

 

 

 

私もイタリアオペラのピアノを弾くときにお世話になっているリコルディ版の楽譜。

イタリアオペラの楽譜の多くは、リコルディが権威もっています。

リコルディ像もありました♪

FullSizeRender (88)

 

ミラノ中央駅から戻って、次回は憧れのヴェルディの街、ブッセートです*

IMG_8641

▪パバロッティの街 モデナ▪

モデナの街は、世界的なテノール歌手で3大テノールの一人、ルチアーノ・パバロッティの故郷です。

モデナ劇場は、「テアトロ・コミュナーレ ルチアーノ・パバロッティ(Teatro Comunale Luciano Pavarotti)ルチアーノ・パバロッティ劇場と名付けられているほど、地元で偉大な存在のパバロッティ。

私も沢山のCDを持っています♪

IMG_8587

IMG_8607

 

日曜日に行ったモデナは、お店もレストランもお休みばかり。

ランチ難民になって、街の中心のやっと見つけたレストランで、ビュッフェスタイルのランチをいただきました♪ 生ハムもチーズも、沢山のイタリア料理をお腹いっぱい、大満足(^^♪

IMG_8597

 

テラス席で皆が飲んでいる、綺麗なオレンジ色の飲み物が何か、とても気になっています。

モデナでは、とても人気の飲み物でした♪

IMG_8604

 

 

レストランの前には、白い大理石の鐘楼のモデナ大聖堂があって、蚤の市も行われていました。

IMG_8177

 

IMG_8594

 

モデナ大聖堂は、2007年にパバロッティが亡くなった時、お葬儀をした大聖堂です。

大聖堂の上空をイタリアカラー、緑・白・赤の煙でアクロバット飛行した一幕もあり、大聖堂の広場に溢れるほどの参列者がいた映像を見ていて、この広場に自分がいることが、とても不思議な感覚でした。

ついこの間に思えたパバロッティとのお別れでしたが、10年も前のことなのですね!

IMG_8598

 

滞在中、ミサにも行きたいと思っていたのですが、この日、おそらく復活祭、イースターの始まりの儀式で、とても厳かなミサに参列しました。 ミサの最後にはキリストの体を表すパンもいただく儀式も初めての貴重な体験でした。

教会の響きやステンドグラスから差し込む光。

とても心洗われました。

 

IMG_8606 (1)

次回はミラノです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★エンツォ・フェラーリ生家博物館

予定にはなかった Modena(モデナ)に行くことができました♪

 

▪エンツォ・フェラーリの生家博物館「Museo Casa Enzo Ferrari」

フェラーリの生家跡地に作られた博物館で、広い敷地に鮮やかなイエローが印象的な博物館!

モデナのシンボルの色、黄色の建物にしたそうです。

今までみたことのない現代的なデザインの建物で、とってもカッコ良い外観に大興奮な私♪

FullSizeRender (82)

 

誰の気配も感じないほど静かだったので休館に思いましたが、開いていました♪

IMG_8159 (1)

 

エンツォ・フェラーリ(Enzuo Ferrari 1898-1988)は、9歳の時に観た地元のレースでモータースポーツの魅力をもったのですが、フェラーリのなりたかった職業の一つにオペラ歌手もありました。

車好きでない人も知っている高級車のFerrariを広めたエンツォ・フェラーリですが、

「私がなりたかったものが3つある。一つはオペラ歌手、もう一つはスポーツ記者、そして、レーサーだ」と語っていたそうです。

モデナには、3大テノールのパバロッティも生まれた街です。

フェラーりもオペラ歌手に憧れていたこと、音楽も好きだったことを知り、とても嬉しい情報を知ることができました(^^)

 

FullSizeRender (81)

トリノの紋章にも似ているような・・・

Ferrariは馬ですが、カッコいいマークです♪

 

広い敷地の先が、どうになっているかも予想がつかず、ワクワクしながら建物に向かって歩いていきました。

IMG_8576

IMG_8168

 

 

 

FullSizeRender (76)

 

FullSizeRender (75)

 

FullSizeRender (77)

 

IMG_8165

 

IMG_8578

 

IMG_8579 (1)

 

ここだけでも大満足でしたが、エンツォ・フェラーリの生家博物館「Museo Casa Enzo Ferrari」と少し離れた場所にあるフェラーリ博物館「Galleria Ferrari」が両方行けるツアーもあるそうです^^

 

とても広い敷地内に魅力がつまった建物、お散歩しているだけでも楽しかったです♪

敷地内の大理石の椅子に座って少し休憩♪

IMG_8175

FullSizeRender (79)

 

 

 

▪Torino お散歩にて

 

朝のお散歩にて*ポー川

IMG_8550

 

▪アート

IMG_8552

IMG_8559 (1)

FullSizeRender (70)

 

▪可愛い子供たち

FullSizeRender (69)

 

FullSizeRender (68)

 

▪キュートなハートたち♡

IMG_8556

FullSizeRender (73)

 

FullSizeRender (71)

 

▪チョコレートの靴

FullSizeRender (67)

 

▪躍動感があって、私のお気に入りの一枚

IMG_8440

 

 

 

 

 

 

 

★Caffe Al Bicerin(カフェ アル ビチェリン)

 

トリノの街は、ヨーロッパにおけるチョコレートの発祥地と言われていて、沢山のチョコレート専門店があり歴史のあるカフェも沢山あります。

魅力的なお店が沢山ある中、一番行きたかった Caffe  Al  Bicerin(カフェ アル ビチェリン)に行くことにしました♪

image1 (46)

思っていた以上に、こじんまりとした可愛いカフェです♪

なかなかお店が見つからなくて、沢山の人に聞いて、沢山歩いたので、見つかった時嬉しかったです(^O^)

image1 (48)

 

カフェは教会の目の前にあります。

 

image1 (45)

 

トリノの名物に「ビチェリン」という飲み物があります。

image1 (44)

クリーム、エスプレッソ、ホットチョコレートのきれいな三層になっていて、混ぜないで飲むのがおススメみたいです。

甘くて苦くて、とてもお上品な大人のホットドリンク、美味しかったです^^

 

Caffe  Al  Bicerin(カフェ アル ビチェリン)は、「ビチェリン」の発祥のお店です。

店内は20席ほどのこじんまりしたカフェですが、創業1763年、250年前からあるカフェで、文豪デュマ、作曲家プッチーニ、哲学者ニーチェなどもよく訪れていたそうです。

トリノではプッチーニのオペラ観賞した余韻に浸りながら、プッチーニも常連で良く通っていたカフェに行けたこと、とても贅沢で幸せなコースでした♪

プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」がトリノで初演された1896年頃、プッチーニはカフェの近くに住んでいて、頻繁にビチェリンのお店に訪れていました。

「ラ・ボエーム」はパリが舞台になっているオペラですが、二幕のカフェ・モミュスのシーンはこのビチェリンのカフェがモデルになっているそうです(^^)

 

■カフェ・アル・ビチェリンの店内

image4 (7)

 

■お店のマダム 帽子を整えて、笑顔のカメラ目線で写ってくれました♪

FullSizeRender (63)

 

■Confetti(コンフェッティ)カラフルな色が可愛いお砂糖のお菓子

image3 (9)

image2 (19)

 

 

 

▪トリノ王立歌劇場(レージョ劇場)

 

▪トリノ王立歌劇場(Teatro Regio di Torino)

カステッロ広場にあるトリノ王立歌劇場はサヴォイア王室の宮廷劇場として1740年に創設されましたが、1936年に火災で燃焼された為、トリノの建築家、カルロ・モリーノ(Carlo Mollino 1905-1973)と、マルチェロ・ザベラーニ・ロッシの設計によって1973年に新劇場として再建されました。

開場前の閉まっている扉が、とても近代的で、荘厳で迫力があって、圧巻しました!

クラシカルな建物を想像していたので、イメージしていた劇場とは違いましたが、カッコよくて私的にお気に入りのエントランスでした(*^-^*)

IMG_8428 (1)

 

扉の奥は、当日演目のプッチーニ作曲の〝マノン・レスコー〟のタイトルでお出迎え*

IMG_8522

 

1936年の火災で焼け残った外壁の一部は、現在の劇場の外観でもそのまま残し設計してあります。

IMG_8523

 

私が今回鑑賞したオペラは、イタリアの作曲家、プッチーニのオペラ〝マノン・レスコー〟

指揮者はジャナンドレア・ノゼタです。

image1

 

出演者などが載っている、当日のチラシ。

FullSizeRender (57)

▪豪華なシャンデリアと赤がとても美しい劇場内

IMG_8529

 

前の方の席でした♪

FullSizeRender (62)

 

IMG_8531

image1 (42)

IMG_8527

 

■オーケストラピット

IMG_8530

 

■ロビー

IMG_8427

FullSizeRender (59)

■オペラの衣装のスケッチ

FullSizeRender (56)

 

 

トリノ・レージョ劇場では、1895年-98年、1905年-06年にかけて、当時活躍していた指揮者のトスカニーニが音楽監督となっていたことや、私が今回鑑賞したプッチーニのオペラ〝マノン・レスコー〟の初演された劇場がトリノ・レージョ劇場だったことを後から知って、偶然ですが、最高の演目を観ることができました。〝マノン・レスコー〟の初演(1893年)の他にも、プッチーニの代表的なオペラ〝ラ・ボエーム〟の初演(1896年)もトリノ・レージョ劇場で行われています。

トリノ・レージョ劇場でオペラ観賞して感じたこと、生活とオペラが密着していて、オペラが生活の一部になっている感じがしました。特にオーケストラの音色は、柔らかくて、歯切れがあって、軽やかで、色彩、感情豊かな音色で・・・歌い手さん、オーケストラのエネルギーが客席に伝わってきて、本当に感動しました。

この感動と刺激を感じることができて、トリノの素敵な思い出の一つになりました(^^)

 

■おまけ

オペラ終演後には、閉まっているお店ですが、アーケードのウインドウショッピングも、とても楽しかったです(^^)

FullSizeRender (61)

 

FullSizeRender (58)

FullSizeRender (60)

 

■Torino 観光

★Torino★

 

FullSizeRender (52)

 

トリノは、街の紋章が「雄牛」になっていています。

image2 (17)

 

サッカーチームのロゴも街と同じ紋章が使われていたり、

FullSizeRender (54)

image1 (37)

 

街中にある噴水も雄牛の口からお水がでていて、飲めるそうです。

image1 (41)

 

 

■ ラ・モーレ・アントネッリアーナの塔(Mole  Antonelliana)

行ってみたかったトリノのシンボル、ラ・モーレ・アントネッリアーナの塔(Mole  Antonelliana)。

塔の建築家アレッサンドロ・アントネッリにちなんでつけられた名前です。

image3 (8)

 

遠くからとても目立つ塔ですが、近くからは立派すぎてとても全部の建物が写真におさまりきりません ^^)

image1 (39)

塔の中には国立映画博物館(Museo Nazionale  del  Cinema)があって、テーマパークのような楽しそうな博物館。

トリノにまた行く機会があったら、ゆっくり行きたい場所の一つです(*^-^*)

街にはたくさんの映画館があって、子供たちがとても生き生きと楽しそうに生活している姿にも遭遇しました。

映画館の前の広場にて*

FullSizeRender (51)

 

■ イタリア国営放送局「Rai」:ラジオ・TVの美術館(Museo della Radio e della Televisione)

IMG_8472

 

映画博物館の近くに、何の建物だろう?と思って覗いてみたら、国営のイタリア放送局「Rai」(Radiotelevisione  Itariana)の美術館で、初期の使用していた貴重な機械がたくさん展示されていました。

トスカニーニ、フルトヴェングラー、カラヤンなども指揮を務めた、トリノRAI交響楽団(Orchestra Sinfonica di Torino della RAI)もあるみたいです。

FullSizeRender (50)

IMG_8470

IMG_8468 (1)

 

■ トリノ大学

街中に、こちらも何の建物だろう?と思ったら、トリノ大学でした。

大学の中にも立派な芸術的なオブジェが沢山ありました。

IMG_8473

IMG_8476

IMG_8398

トリノ大学の周りには、本屋さんが沢山。

トリノの学生さんは朝からカフェで友達と待ち合わせて勉強していたり、とてもお勉強熱心でした。

FullSizeRender (53)

 

 

■ マダーマ宮殿 (Palazzo  Madama)

トリノの中心にあるカステッロ広場(Piazza Castello)にあるマダーマ宮殿。

古代ローマ時代の大きな門の一部だったそうです。

IMG_8481

 

 

オペラ鑑賞に行ったトリノ王立歌劇場は、マダーマ宮殿の向いにあります。

IMG_8483

 

次回は王立歌劇場(Teatro Regio)です。

 

 

▪イタリア日記*Torino

東京の桜も満開になり、とても綺麗ですね♪

イタリアから帰ってきて、もう桜が終わっているころかなと思っていたので、嬉しいです^^

 

これから日常を忘れて過ごしたイタリアの様子を少しずつ更新させていただくので、お付き合いいただけたら嬉しいです(*^-^*)

イタリアに到着して、初めの観光はトリノ(Torino)に向かいました。

 

FullSizeRender (45)

◆  Torino(トリノ)

私にとってトリノというと、トリノオリンピック。

プッチーニのオペラ「トゥーランドット」〝誰も寝てはならぬ〟で金メダルを獲った荒川静香さんの演技が今でも思い浮かびます。

他に思い出せることは、可愛い車のFIAT位しかなくて、訪れる前に少し調べてみました。

 

トリノはチョコレートで有名な街で、チョコレートの都、ヨーロッパにおけるチョコレートの発祥の地とも言われているそうです。

ジャンドゥーヤというヘーゼルナッツペーストの入ったチョコレートが有名です♪

FullSizeRender (49)

 

 

マップでトリノを調べてみると、地名にトゥリンとでてきて、トリノと言う地名が見つかりませんでした。

日本ではTorino(トリノ)と言われていますが、イタリアではトリーノの発音で呼ばれ、グーグルマップでは、Turin(トゥリン)の地名で書かれています。

 

今回私のトリノ行きの目的はオペラ鑑賞でした♪

今のシーズン、イタリアの劇場でオペラ公演をしている日にちは限られていて、できればイタリアに来たのでイタリアの作曲家のオペラを鑑賞したいという思いでトリノへ(^^)

トリノに到着すると、思っていた以上に大きな街でビックリ!

image4 (6)

 

 

雨が降っていましたが街全体が、どこまでも続くアーケードになっていました。

image2 (14)

16世紀フランスからトリノに移ってきた貴族サヴォイ家が「雨に濡れずに街を歩きたい」と16キロに渡るアーケードを建設したそうです。

FullSizeRender (48)

 

Torino日記続く・・・・♪

 

 

 

★Itaria★

IMG_8452 (4)

 

今日から4月になりました。

3月は少しお休みをいただいてイタリアに行ってきました。

訪れた街は、トリノ、ミラノ、パルマ、モデナ、フィデンツァ、ブッセート、クレモナに観光し、オペラや音楽会、音楽家にゆかりのある場所にも沢山伺うことができました。

感動の毎日だったので沢山写真も撮りました^^

少しずつ更新させていただきます♪