今日で7月も終り*
思わず写真を撮りたくなって。
思わずお散歩をしたくなって。
黄金色に輝いた、美しい夕日でした♪
8月の演奏会のお知らせです。
■波の会日本歌曲振興会
第40回〝サロン・コンサート〟
2014年8月23日(土)
開演:午後2時
JASRACけやきホール(古賀政男音楽博物館)
アクセス/小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」 徒歩3分
全自由席 3.000円
チケットお問い合わせ 03-3355-4174(波の会日本歌曲振興会事務局)
【プログラム】
〝日本の笛〟より 平井康三郎作曲
~石川きんえつ・抒情詩の世界~より
〝マチネ・ポエティグ〟による四つの組曲より 中田喜直作曲 他
6人の声楽家によって、全て日本歌曲のみの世界を、私は先日ご一緒に演奏した亀岡聖子さんと共演致します。
私たちの演奏する曲目はスタンダードな日本歌曲から、ワルツ調の恋の歌、大阪の風鈴(おじさん)の曲など、抒情的な曲からユニークで楽しい曲目まで。
他の方の曲では、私も半分近くが初めて知った曲で、どんな曲なのか想像がふくらみます。
日本歌曲のプログラムをこんなに聴ける機会はあまりないので、早速行ってみたいと言っていただき、大変嬉しいです。
チケットお問い合わせは、
上記、もしくは私のホームページお問い合わせになります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
《私達の演奏する曲目》
・この道 北原白秋 詩/山田耕筰 作曲
・蟹味噌 北原白秋 詩/山田耕筰 作曲
・ひぐらし 北山冬三郎 詩/團伊玖磨 作曲
・市の花屋 深尾須磨子 詩/ 高田三郎 作曲
・日記帳 藤田圭雄 詩/小林秀雄 作曲
・空家の風鈴 矢柴うたこ 詩/玉井明 作曲
こんにちは。
いつもありがとうございます。
先日、〝Con l’armonia〟の フェイスブックページを開設しました。
ブログでは、リアルタイムで更新することが難しいのですが、フェイスブックページでは、より身近なお知らせを更新したいと思っています。
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どうぞ、宜しくお願い致します。
高橋 牧子
大正11年 旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられたフランス・ルネサンス様式の洋館、萬翠荘。
(萬)よろず・(翠)みどり・(荘)やかた
〝松山城の麓の緑の森の中に佇む邸宅〟という意味のようです。
エントランス正面には迫力のあるステンドグラスがあり、
晩餐の間には、大きな水晶のシャンデリア。
各部屋には大理石の暖炉があって、
私たちの演奏したお部屋は、ゲストルームでした。
今は数年前の豪雨で土砂崩れの為、全壊して公開されていませんが、
萬翠荘の敷地内すぐ裏手には、夏目漱石が英語教師として松山中学校に赴任した時に下宿し、ここで過ごした松山での教師体験が小説「坊ちゃん」にもなった地。
親友の正岡子規が療養のために居候し、1階に子規、二階に漱石が住み、
ともに俳句作りに没頭した建物を復元された「愚陀佛庵」という建物あります。
二人が書いた残した俳句、どんな作品があったか気になったので今探して読んでみました。
沢山の作品があるにもかかわらず、知っている俳句がほとんどありませんでした(+o+)
でも、沢山の作品短い句の中に凝縮された思い、その瞬間に残したい思い、伝わってきました。
奈良ですが、有名な正岡子規の俳句より、一句*
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)
萬翠荘の洋館は、ロココ調のインテリアやステンドグラスなどの大正ロマンの世界、重厚感たっぷりの建物でした。
松山に観光される際には、おすすめの建物です♪
二泊三日の松山。
演奏会が終わった後、ゆっくり観光をさせていただきました^^
ホテルの目の前には演奏した萬翠荘、その上に松山城を眺めながらの朝食でした*
和食も洋食とも愛媛ご当地メニューが沢山あって、つい朝から食べ過ぎてしまったので、近くを朝のお散歩へ出かけました。
とっても立派な県庁*
何かありそうな予感・・・と思って進んでみると、
松山城二之丸史跡庭園という素敵な庭園がありました。
二ノ丸は松山城を防備するための場所で、ここからの景色がロマンチックで絶景ということで
今では「恋人の聖地」として知られているそうです♪
■坂の上の雲ミュージアム
司馬遼太郎さんの小説『坂の上の雲』で松山出身の正岡子規、秋山好古、真之の兄弟を中心に近代国家としての道を歩み始めた明治の日本についてを学べました。
■松山城
近くから写真を撮ると、納まりきらない立派なお城でした。
ロープウェイを乗って更に10分位歩いて登っていきます。
標高132メートルの山の上に、1602年から約26年の歳月をかけて築城されたそうです。
標高132メートルの高さまで、どうやって資材を運んだのだろう~!?
考えただけで地道な根気のいる作業です。昔の人は凄いです。
松山全体を見下ろすことのできるお城からの眺めは、とても気持ち良くて、特に小窓からの風が気持ちよすぎて、しばらく休憩しました♪
昔のお殿様たちも、ここから街を眺めていたのかな~と思いながら、当時にタイムスリップした気分になりました(^^)
■道後温泉
明治27年に造られた、日本最古の温泉。
千と千尋の神隠しの舞台にもなって、夏目漱石も良く訪れた温泉。
こちらもかなり昔にタイムスリップした空間で、温泉でゆっくりした後には、夏目漱石を忍んで作られた「坊ちゃんの間」や、又神殿などの見学もできました。
ずーっと食べてばかりだったのですが、最後に鯛丼をいただけて、大満足でした♪
松山、歴史の詰まった、素敵な場所でした!
次回は萬翠荘について書きます(^^)
日曜日、松山での演奏会、沢山の地元の方にお越しいただきました。
国指定重要文化財でもあり、松山城のすぐ下にあるフランス様式の洋館「萬翠荘」は、とても素敵な建物でホールとはまた違った空間。
お客様を身近に感じることのできるコンサートでした。
年齢層も幅広く、お子様から大人まで地元の沢山の方にお越しいただき、ありがとうございました!
最終的なプログラムは
【一部】
・歌の翼に:メンデルスゾーン
・野ばら:シューベルト
・ズライカ:メンデルスゾーン
・待ちぼうけ:山田耕筰
・蟹味噌:山田耕筰
・市の花屋:高田三郎
・オペラ「フィガロの結婚」より〝恋とはどんなものかしら〟:モーツァルト
・オペラ「皇帝ティートの慈悲」〝私は行く、私の愛しい人よ〟:モーツァルト
【二部】
・アヴェ・マリア:カッチーニ
・ピエ・イエズ:デュリュフレ
・Shima-Uta:宮沢和史
・Stand Alone:久石譲
・オペラ「カルメン」より〝ハバネラ〟:ビゼー
・オペラ「カルメン」より〝セギディーリャ〟:ビゼー
・オペラ「アルジェのイタリア女」より〝むごい運命〟:ロッシーニ
・空家の風鈴:玉井明
最終的に、前半・後半16曲と、アンコールでは皆さんで〝夏の思い出〟も歌いました。
私達演奏者は、演奏会がスタートしてしまうと、終演までの時間はいつもアッという間に終わってしまいます。
私にとって今回の初演奏であった、蟹味噌とShima-Uta、Stand Aloneはなかなか形にできなくて練習に時間がかかりましたが、どれも、かなり楽しく演奏できました。
最後の〝空家の風鈴〟では、関西弁の本当に面白い曲なので、途中で笑い声も聞こえたり、皆さんもあっと言う間だった。楽しかった。と帰っていただきました♪
松山が舞台の「坂の上の雲」のドラマの主題歌でもあり、『坂の上の雲ミュージアム』のお隣にある「萬翠荘」で〝Stand Alone〟を演奏ができたことは、私にとって何よりも嬉しいことでした。
この曲は、聞いたことはあるけど何の曲か知らずにいて、いい曲!と発見した矢先にいただいた曲。伴奏譜は華やかに、かつ凛々しくオリジナルに編曲をしたので、また演奏したい曲の一つになりました。
聖子さんとは、日本歌曲メインのコンサートですが8月に東京で演奏会がありますので、また改めてお知らせさせていただきます。
次の日は、ゆっくり観光もさせていただき、松山城にいったり、道後温泉にいったり、美味しい地元の食材を楽しんで帰りました。
iPhoneにしてから、デジカメすら持ち歩かない日々でしたが、久しぶりに写真も撮ったので、色々アップしたいと思います。
7月になりました*
今年も半年が終わり、折り返しです。
来週末、7月13日の松山での演奏会のお話をいただいたのは、今年の1月でした。
真冬だったので、7月の夏はまだ先と思っていましたが、月日はあっと言う間に経ってしまうものですね!
可愛い封筒で、松山行のチケットもいただきました。
プログラムはドイツ歌曲や日本歌曲、モーツアルトのオペラアリア、宗教曲、ポップスの「島唄」の英語バージョン、「Stand Alone」、カルメンやロッシーニのオペラアリアなどの一時間半プログラム構成です。
まだ通していませんが、17.18曲の曲目なので一度全部通して弾くだけでも一時間以上^^
細かい合わせをしているといつも時間が足りなくて、プチ合宿したいくらい~と話していました。
思いの他、時間がかかっている曲は、「島唄」と「Stand Alone」。
この二曲はピアノの楽譜をオリジナルバージョンで演奏します。
合わせる度に、変化し続けて私にしか読めない楽譜です^^;
今回初めて弾く曲、「蟹味噌」と言う曲も、とても珍しい面白い曲なのです。
内容については、また違う機会にお話しさせていただきます。
当日のチケットですが、すでに完売されているようです!!!!!
初めて訪れる松山で、私の知り合いは一人もいないと思いますが、初めてお会いする松山の皆様の前で演奏できること、今からとても楽しみにしています♪