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モリコーネ「映画が恋した音楽家」

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モリコーネと言えば、数えきれない映画音楽を作曲していて、モリコーネのメロディを聴くだけで映画のワンシーンが目に浮かぶような美しい音楽。

『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』は、何度も見たり、CDのサウンドトラックや楽譜も持っていて、ピアノでも度々弾いていました。

是非とも、映画館で観たかった映画です。

映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネの生涯のドキュメンタリー、あっと言う間の2時間半でした。

モリコーネの師匠はイタリアの作曲家、ゴッフレード・ペトラッシ。

ペトラッシからは無調や十二音技法などの現代音楽を学び、一方ではバッハの作品や対位法の音楽を愛し、時には口笛や空き缶などあらゆるものを音にして表現すること、モリコーネの作曲へのアイデアや熱意、愛情は想像以上でした。

映画を観て、モリコーネの世界観を知ることができ、改めて偉大な作曲家に思いました。

 

今月は、『THE LEGEND & BUTTERFLY』の映画にも行きました。

木村拓哉さん(織田信長)と綾瀬はるかさん(濃姫)の共演。

綾瀬はるかさんの演技力、力強くてカッコ良かった♪

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織田ちんのポチ袋もらいました^^

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♪オペラ「トゥーランドット」

 

東京文化会館で「トゥーランドット」のオペラを観劇しました♪

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10年前から声楽レッスンのお稽古ピアニストでお世話になっている川上先生がご出演されるので、去年の秋くらいから、とても楽しみにしていました♫

二期会の創立70周年公演とジュネーヴ大劇場との共同制作で、チームラボのデジタルアートの演出。

川上先生からも、現代的な演出になってるお話を聞いていたのですが、今まで私の知っている「トゥーランドット」のオペラとは違う世界観を楽しむことができました♪

チームラボとオペラがコラボする時代が来るなんて凄いですね!

 

「トゥーランドット」は、プッチーニ最後のオペラ。第3幕を作曲している途中に亡くなってしまったので未完のオペラですが、今回はベリオの補作版で演奏されていました。

第3幕のカラフのアリア「誰も寝てはならぬ」は何度聞いても美しく、名作ですね♪
オペラのストーリーの流れで、このアリアを聴くと、一層心に響きました。

 

「誰も寝てはならぬ」の曲を以前ピアノでアレンジして弾いているのでお聴きください。

◆誰も寝てはならぬ/プッチーニ作曲:Nessun Dorma〜Turandot/G.Puccini

https://youtu.be/xFqICgS5ZYo

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♪愛につつまれて〜L’Amour Reve アンドレ・ギャニオン

 

今月はアンドレ・ギャニオンの曲から2曲YouTubeに投稿しました。

「溢れる愛のなかでも~Bobichon」に続き、今回は「愛につつまれて~L’Amour Reve」を演奏しました♪

 

アンドレ・ギャニオンはドラマ『AGE,35恋しくて』のサウンドトラックの作曲を担当していて、「めぐり逢い」の曲も「愛につつまれて」もドラマの中で流れている音楽でした。

 

なかなか理想の演奏ができないのですが、温かくて穏やかな優しい気持ちになれる大好きな曲です。

 

以前演奏した「めぐり逢い」と一緒にアンドレ・ギャニオンの曲をお聴きいただけると嬉しいです♪

 

♫おすすめの曲

・めぐり逢い https://youtu.be/Q57FCBO_jsU

・溢れる愛のなかでも https://youtu.be/V_sw6cw8XmY

 

■愛につつまれて〜L’Amour Reve/アンドレ・ギャニオン(André Gagnon)

   ♪♪♪YouTubeはこちらです↓

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♪溢れる愛のなかでも〜BOBICHON/アンドレ・ギャニオン

 

親日家でもあり、ピアノの吟遊詩人と呼ばれているアンドレ・ギャニオンは、カナダのケベック州出身の作曲家、ピアニスト。

代表作には「めぐり逢い」がありますが、親しみやすく美しい曲が沢山あります。

 

「溢れる愛のなかでも〜BOBICHON」の曲も、

温かく優しく深く、愛溢れたアンドレ・ギャニオンの想いの詰まった作品に感じます。

 

『BOBICHON』の意味が知りたくて気になっていましたら、リスナーさんが教えてくださりました。

 

この曲は、カナダのドラマ「ジュリエット・ポメルロー(1989)」のサントラの曲で、BOBICHON(ボビション)は主人公のジュリエットが1人で育てている男の子の名前みたいです。

 

気になっていたことが分かって、とても嬉しくスッキリしました。 ありがとうございました♪

 

次回も、もう一曲アンドレ・ギャニオンの愛の曲を演奏させていただきます♪

 

■ 溢れる愛のなかでも〜BOBICHON/アンタグドレ・ギャニオン(André Gagnon)
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♪ヨーロッパの古楽器『テオルボ』

 

先日、初めて『テオルボ』の楽器の音色を聴きました♪

16~17世紀(ルネサンス初期~バロック期)、ヨーロッパ全土で宮廷楽器として愛用され楽器の王」とも呼ばれていたリュート。

テオルボはリュートの楽器が原型であり、長い低音弦をもつヨーロッパの古楽器。16世紀の終わりごろから使われるようになりました。

胴体(ボディ)の材質は木製で、洋梨を半分に割ったような形状に長いネックが取り付けられています。

色々な大きさのものがあって弦の数も定まっていないのですが、ネックの長さは1mほどで、弦の長さは1.5m~1.7mほど

楽器が大きく、演奏者が小さく感じます。

14弦の楽器がよく使用されるみたいですが、弦の数が多いのでチューニングが大変で調弦には、かなりの時間が必要みたいです。

 

テオルボは通奏低音楽器として用いられていたので、独奏楽器としてだけではなく、歌の伴奏楽器としても当時の人々に愛用されていました。

 弦の材質はクラシック・ギターと同じようなナイロン弦を使用していて、16~17世紀(ルネサンス初期~バロック期)当時は羊の腸で作られたガット製の弦を使用していました。

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♪バロック音楽の演奏会

 

去年の11月に小田原で古澤巌さんのヴァイオリンとピアノの演奏会。

12月に銀座SIXの観世能楽堂でベルリン・フィルの弦楽奏者と古澤さんのヴァイオリンのクリスマス演奏会。

今年の1月には、古澤さんのヴァイオリンとチェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバとヨーロッパの古楽器「テオルボ」全てバロック音楽の演奏会。

3回とも全く違った編成で毎回楽しみにしてた演奏会、とっても素敵でした。

 

1月の演奏会「古澤巌のバロックの昼と夜」のプログラムは、

様々な国の、今まであまり馴染みのない作曲家7名の曲を聴くことができました。

■コルベット(イギリス)

■パンドルフィ(イタリア)

■ストラデッラ(イタリア)

■タルティーニ(イタリア)

■ルクレール(フランス)

■テレマン(ドイツ)

■ピゼンデル (ドイツ)

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古澤さんの使用されている楽器は、プログラムの作曲家たちが活躍していた時代に作られたヴァイオリン。

凄く貴重で高価な1718年製のストラディバリウスの美しい音色。

そして16世紀から18世紀に使用されていたヴィオラ・ダ・ガンバの楽器と

初めて聴いた音色、ヨーロッパの古楽器「テオルボ」の楽器の演奏会。

 

プログラムの作曲家達が当時活躍されていた時代の楽器を使用して演奏してくださり、

私にとって、興味深くて貴重な演奏会でした♪