♪ヨーロッパの古楽器『テオルボ』

 

先日、初めて『テオルボ』の楽器の音色を聴きました♪

16~17世紀(ルネサンス初期~バロック期)、ヨーロッパ全土で宮廷楽器として愛用され楽器の王」とも呼ばれていたリュート。

テオルボはリュートの楽器が原型であり、長い低音弦をもつヨーロッパの古楽器。16世紀の終わりごろから使われるようになりました。

胴体(ボディ)の材質は木製で、洋梨を半分に割ったような形状に長いネックが取り付けられています。

色々な大きさのものがあって弦の数も定まっていないのですが、ネックの長さは1mほどで、弦の長さは1.5m~1.7mほど

楽器が大きく、演奏者が小さく感じます。

14弦の楽器がよく使用されるみたいですが、弦の数が多いのでチューニングが大変で調弦には、かなりの時間が必要みたいです。

 

テオルボは通奏低音楽器として用いられていたので、独奏楽器としてだけではなく、歌の伴奏楽器としても当時の人々に愛用されていました。

 弦の材質はクラシック・ギターと同じようなナイロン弦を使用していて、16~17世紀(ルネサンス初期~バロック期)当時は羊の腸で作られたガット製の弦を使用していました。

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