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∮新橋アルテリーベ♪

 

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新橋のアルテリーベ、ミュージックレストランで、『月曜日は新橋でオペラ』にメゾソプラノの亀岡聖子さんとご一緒に、出演させていただきました。

今日、音楽家が出演できるレストランは、ほとんどない中、月曜日以外にも、ほとんどの日は演奏とお食事をされているレストラン。
主催者さんやスタッフにとても感謝溢れる会場でした。

お食事、お話、演奏会が一緒になったお客様を身近に感じるコンサートも好きな私にとって、とても楽しく幸せな気持ちで演奏させていただきました(^-^)

演奏後にいただいたお食事も、とても美味しかったので、詳細などは、また改めて後ほど書きます♪♪♪

 

 

ちぎり絵*更紗*

よく伺うスタジオのロビーで、ちぎり絵の個展をしていたので鑑賞させていただきました。

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細かいところまですべて和紙をちぎって描かれた作品*

遠くからみると、絵画のようでした。

 

【赤とんぼ】

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赤とんぼの作品を観た瞬間に、赤とんぼの歌の鼻歌を歌ってしまいました♪

高野さんの〝水晶のきらめき〟の個展に続き、合わせ後の個展鑑賞。

 

イタリア語のお教室の後には、ロビーで更紗の展示会*

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最近は丁寧に心を込めて描かれた作品に触れる機会の多い日々です♪

 

 

 

 

*タイ料理パーティ*

 

少し前ですが、タイ料理パーティに行きました♪

全て手料理で、パーティの前にお料理教室もしていたのですが、今回は食べる専門で参加♪

これからの季節、エスニックやアジアン料理が恋しくなる季節だったので、とても嬉しいお誘いでした^^

お店のようなお料理で美味しかったのに、すっかり撮り忘れて残念でしたが、目の前には大きな東京タワーで素敵なロケーションでした*

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*水晶のきらめき*

 

国立で、歌の伴奏合わせがあって、スタジオから数分の画廊で知人の日本画家、高野陽介さんの個展が開催中だったので行ってきました^_^

素晴らしいタイミングです。

〝水晶のきらめき〟ステキなタイトルで、作品も実際に水晶や宝石になるような石を砕いて粉末にして色を作られているそうです。

写真は、私のアイフォンだったのですが、実際は写真では表現できない煌びやかにキラキラ輝いている作品でした。

私のお気に入りの中の一枚です *

【桜雲】

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会場には、ご本人様もいらっしゃって、詳しく説明もしてくださります。

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とても落ち着く居心地のよい画廊にはピアノもありました♪

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心温まる展覧会で、伺った後にはとても幸せな気持ちになりました♪

6月13日(土)までの開催です(^o^)丿

 

 

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∮Con l’armonia(コン・ラルモニーア)通信 vol.4

 

 

∮Con l’armonia通信  vol .4♪

  ■パッヘルベルのカノン■

「パッヘルベルのカノン」の曲名を聞いて知らないと思った方でも、きっとメロディを聴けばどこかで聴き覚えがある曲のことと思います。

バロック時代、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル,Johann Pachelbel(1653-1706)によって1680年頃に作曲されたカノン形式の作品「パッヘルベルのカノン」は今日広く親しまれています。

原曲は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」という曲名で、カノンとジーグで一つの曲になっています。 ジーグの方は演奏を聴く機会が少ないのですが、カノンの部分が最も有名で、パッヘルベルの作品のなかで一般的に知られている唯一の作品です。

曲名にもあるように、カノンの曲の後にはジーグの曲が演奏され、3本のヴァイオリンと通奏低音(チェンバロの鍵盤楽器やチェロ、コントラバスなどの弦楽器など)で演奏されます。

ピアノで演奏される機会も多い「カノン」を私もCDの一曲目に収録しましたが、選曲した理由には演奏している時にお客様のリクエストが多かったことも理由の一つでした。

販売されているピアノ譜の編曲も沢山あるので、お気に入りの編曲をみつけて演奏したり、原曲以外の様々な楽器編成でも演奏されているので、自分好みの演奏をみつけて聴く醍醐味も味わえる一曲でもあります。

パッヘルベルはバロック時代の宮廷音楽家であり、教会の有名なオルガン奏者でもあった為、オルガンのための作品を沢山作曲しています。

バッハの先輩でもあり、バッハもパッヘルベルの作品を一生懸命勉強したそうです。

更に、バッハ以外にもパッヘルベルの作品は生前から人気があり師事する弟子も多く、ドイツ中部・南部の多くの作曲家のお手本となっていました。

バロック時代の有名な作曲家はビバルディやバッハ、ヘンデルなどが活躍した時代。この時代はピアノの楽器はまだ存在せず、鍵盤楽器はオルガンやチェンバロなどでしたが、今日私たちのピアノの教材に欠かせないバッハもパッヘルベルの影響を受け作曲されていたことを知ると、パッヘルベルの偉大さを感じます。

“カノン”とは「かえるのうた」の輪唱のように、2つ以上の声部が同じ旋律を演奏し、同じ間隔を保ちながら追いかけっこすることで作りだされるハーモニーのこと。

「パッヘルベルのカノン」のメロディーは3つのバイオリンパートが全く同じ旋律を2小節ずつ遅れて他のパートへ受け継ぎ演奏されています。 通奏低音でも2小節単位でひとつの和音進行をずっと繰り返されて、原曲では8つの和音進行の(D レ- Aラ – Bmシ – F#mファ♯ – Gソ – Dレ – Em/Gミ/ソ – Aラ)が28回繰り返されています。

こうした通奏低音が繰り返される作法は、バロック時代より前のルネッサンス時代、器楽曲などによくみられた形式で、通奏低音が同じ和声を繰り返す間、他の旋律パートでは一つの主題旋律を次々に即興的に変形し演奏する技法が流行っていました。

パッヘルベルのカノンはこのルネッサンス期の音楽様式を踏襲されている作品でもあります。

バロック時代の音楽の特徴の一つに、同時に複数の旋律を演奏してハーモニーを作る技法がありましたが、パッヘルベルのカノンも単純な和声と主題旋律が様々なパターンに変化し、3つのパートが重なりあってできた曲。

 3つのパートを聴き取ることは難しいことですが、通奏低音が絶え間なく続き、旋律は最初から最後までカノンの形式で作られた曲。

通奏低音による一定の安心感の中、旋律が重なり合い徐々に広がる曲想は、喜びを表すとともに厳粛な雰囲気を作りたいお祝いのセレモニーのBGMにもふさわしい曲にもなっています。

面白いことにパッヘルベルのカノンの通奏低音による和音進行は、現代のポップス音楽など様々な曲にも多用されたているそうです。

例えば岡本真夜の「TOMORROW」、ZARDの「負けないで」などの始まりもパッヘルベルのカノンの和音進行で作曲されていたり、山下達郎の「クリスマス・イブ」では、曲の途中で「パッヘルベルのカノン」がそのまま演奏されています。

今から約300年以上も前のバロック時代に作曲された曲と現代のポップス音楽が同じ和音進行を用いられて作曲されているなんて考えたこともありませんでした。

パッヘルベルは1706年52歳で亡くなりました。

生涯のおいて特にオルガン曲、オルガン曲以外にも声楽曲の分野でも多くの作品を書いています。オルガン曲の分野では、コラールの様式を確立し、特にJ.S.バッハにも影響を与えました。ドイツの中部と南部の各地を転々としたことからも歌唱的な南部の音楽様式と対位法などを用いた中部の様式を上手く統合させた作風もパッヘルベルの特徴であるそうです。

弦ののびやかな音色と旋律がとても美しい、原曲の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の演奏です。

 

 

 

Green*自然の景色*

 

連日陽射しの強い毎日ですが、6月になりましたね。

これから梅雨の季節がくることを忘れてしまいそうです。

 

週末には、ちょうど蕎麦祭りを開催していたので、お蕎麦を食べに行きました♪

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のどかな蕎麦畑や緑の山々を眺めながら、そして気持ちのいい風を感じながらいただくお蕎麦は、とても美味しくて贅沢なひとときでした^m^

ブルーベリーの苗もいただきました。 育つと嬉しいな♪♪♪

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わずかな時間でしたが、リセットタイム*

自然の癒しを充分にいただきました♪

 

お蕎麦のお花*

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次回は、〝コンラルモーニア通信 Vo.4〟を書きたいと思います。