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∮パイプオルガン♪

 

 

エヴァ・メイ氏の声楽公開レッスンに続き、次の日はパイプオルガンの演奏会♪

二日連続で母校のベートーベンホールで公開講座です。

写真 (1)

 

 

母校では、入学式、卒業式ではいつもパイプオルガンの演奏があって、ホール中に響き渡る荘厳な音色が大好きで、久しぶりに聞きたくなって急遽行きました♪

 昨日から、母校の良さに改めて気が付いて、母校ってやっぱりすごくホットします(^^♪

今日の公開講座はオルガニスト、モーリス・クレールの演奏*

パリのノートルダム寺院や、ヴェニスのサン・マルコ寺院でも演奏されていたそうです。

中でも、ヴェルデイのオペラ「ドン・カルロ」から〝ここに喜びの日が現れる〟の曲もパイプオルガンの音色で聴くことができました♪♪♪
オペラをパイプオルガンでなんて、とても珍しくて嬉しい!

ベートーベンホールのパイプオルガンは昭和36年、日本初の本格的コンサートオルガンのようです♪

https://www.musashino-music.ac.jp/gakuen/facilities/hall/organ.html

 

今日は、ピアノのことで凄くドキドキすることがありました!★

願えば叶う?

最近、色んな想いが点と点で結ばれていく感じ。

不思議なことがよくあります。

11月が楽しみでありません(^o^)

今日眠れるかな???

♪エヴァ・メイ氏・公開レッスン

 

二日間続けて母校のベートーベンホールで行われた公開レッスンに行きました。

一日目は、エヴァ・メイ氏による声楽の公開レッスン♪

 

メイ氏による3人の学生さんへのご指導やアドバイスを聴く形式なのですが、大変光栄なことに、オペライタリア翻訳のとよしま洋先生とご一緒に聴くことができました。

 

私はピアノなので、実際に声をだして歌うことはないのですが、歌い手さんの伴奏をするにあたって、本来ピアニストはコレペティという役割ができないといけないのです。

 

コレペティトゥアは日本ではあまり認知されていない分野ですが、オペラ伴奏ピアニストは本来指揮ができ、ピアノ一人でオーケストラの役割を果たす音色がだせる演奏ができないといけないし、語学はもちろん、オペラの全てを理解している他、発声や発音について全て歌い手さんにアドバイスできないといけないのです。

 

まだまだコレペティのタマゴな私ですが、オペラや声楽の伴奏をしている為、一歩一歩前進できるように、まずは一番良く使うイタリア語を理解できるようにしているところです。

 

レッスンで先生から言葉の発音を直すと、歌いやすく発声も自然と良くなるので、発音はとても大事というお言葉をよく伺っていました。

 

私もだいぶ発音について先生に教えていただいたお蔭で、今では気になる発音などをアドバイスできるようになったのですが、今回の公開レッスンでメイ氏は最初から最後まで言葉の大切さ、発音について生徒さんにメッセージとして伝えていたことがわかりました。

 

メイ氏がアドバイスした後には、どの生徒も良くなっていることが明確にわかり、言葉の大切さを再認識できた、濃い楽しい公開講座でした。

 

実は、ドニゼッティのオペラ「ドン・パスクアーレ」第一幕の第二場で、ロマンティックな小説を夢中で読みながら自分の恋愛感を語るノリーナによるアリア〝あの騎士の眼差しを〟歌うシーンが、しびれる程美しくて感動したDVDがあります。

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何回もこのシーンを繰り返し見ていたのですが、そのノリーナ役を歌っていたのが、今回のメイ氏だったのです!!!

世界的に活躍されている素晴らしい歌手が母校で公開レッスンしてくださったこと、そして伺えてお会いできたこと幸せな時間でした♪

 

 

 

 

 

 

澤田エリザさんのマリアカラスへの想い♪

澤田エリザさんのマリアカラスへの想い♪

演奏会のチラシ、実は見開きタイプになっていて、エリザさんの音楽、マリアカラスに対する想いのエッセイが書かれていました。

一部をご紹介させていただきます(^o^)

 写真 (6)

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マリアカラスに憧れ続けて30年。 カラスの歌うカルメン、マクベス、椿姫、ルチア・・・初めはわからなかったけれど、聴いているうちに虜になっていたそうです。

メゾ・ソプラノの迫力ある歌から軽い最高峰のコロラトゥーラまで完璧に歌える歌手は他には思い当たらない。

なんでこんなに歌えるのか、エリザさんにとって不思議でもあり、驚きであったそうです。

月日が経っても、今でもカラスへの憧れは変わらず、毎日のようにカラスの音楽を聴き、何時間聴いても飽きることはない。

今は亡き世紀のプリマドンナ、マリアカラス名歌手が永遠に忘れる事なく、聴き継がれていくことを祈るばかりである。

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 当日のプログラムには、恩師シミオナート氏とマリアカラスについての文章もお客様へお届けしていました。

演奏以外のところでも、エリザさんの音楽や今までの想いがお客様に伝わる文章。

何年も月日が経っても、人々の憧れであり魅力的な演奏をされていた歌手カラス。そして、魅了し続けるエリザさん。

ステキな想いです!

私も帰宅してから、ゆっくり読ませていただきました。

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■マリア・カラスとわが師ジュリエッタ・シミオナート■

 

かつて第二次世界大戦後、オペラの黄金時代といわれた時代があった。

黄金のトランペットと呼ばれたテノール歌手、マリオ・デル・モナコや、ハンサムなフランコ・コレッリ、正統派カルロ・ベルゴンツィ、女声では、清楚なレナータ・テバルディ、個性的なマリア・カラス、人気者ジュリエッタ・シミオナート、など多数の素晴らしい歌手達が活躍し、素晴らしい演奏を披露した。

その中でも、マリア・カラスは類いまれなる才能と風貌を持ち、聴衆を魅了した。

 

私は不思議な縁があって、その偉大なる歌手、マリア・カラスの親友であった、ジュリエッタ・シミオナート氏に歌を教えて頂けるという機会に恵まれた。

マリア・カラスは1923年アメリカに生まれたが、元はギリシャ系移民であった。

その後、またギリシャに戻り、声楽を勉強し、15才でオペラデビューしている。

イタリアの会社経営者メネギー氏と結婚後、かの有名なミラノ スカラ座で念願のデビューを果たし、オペラ界のスターとなった。

 

一方、ジュリエッタ・シミオナートは1910年イタリアのフォルリという小さな町に生まれ、サルデーニャ島で育った。声楽を勉強し、20才の時にコンクールで優勝し、ミラノのスカラ座に入ったが政治的背景によりよい役が貰えず、12年間スカラ座の端役ばかりやらされていたが、戦後、やっと名指揮者に認められ、スカラ座で主役を演じ、一晩でオペラ界のスター的存在となった。

通常、スカラ座に入れても役が貰えなければ数年で退団してしまうところ、彼女は貧しい暮らしを続け、12年間も自分の才能を信じ続け、チャンスを待ち続けたのだ。

 

マリアはソプラノ歌手、ジュリエッタはメゾソプラノ歌手という事で、劇場でよく共演した。

プライベートでも親友の仲であった。 親友ではあったが契約したレコード会社が違かったため、一緒に演奏したレコードはあまりないのが残念である。

ジュリエッタ・シミオナートは、世界中(日本にもイタリア歌劇団として数回来日している)活躍したあと、当時、ヨーロッパで有名だった外科医フルゴーニ氏と結婚して寿引退をした。

マリア・カラスは日本にも来日して演奏会を催したが、この日本での演奏会が最後となり、パリの自宅で亡くなった。

最近ではYou Tube でよくその黄金時代の歌手達の演奏の模様を視聴するが、本当にその黄金時代がいかにレベルが高く、素晴らしい演奏であったかを目の当たりにすると、ノスタルジーより失われてしまった素晴らしい芸術の時代を残念に思う。

素晴らしい芸術は人の魂をゆさぶり魅了する。

残念ながら私はマリア・カラスもジュリエッタ・シミオナートも生の演奏を耳にすることはなかったが、日々、音楽を聴きながら、あの煌びやかな黄金時代に思いを馳せている。

 

文:澤田 エリザ

 

 

 

∮鎌倉きららホールにて♪

鎌倉のきららホールで、エリザさんとのオペラアリアコンサート終演いたしました。

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今回エリザさんとは、初めてご一緒にコンサートさせていただきましたが、初めてお会いしたとき、偶然ながらもエリザさんとの繋がりが沢山ありすぎて、とても不思議な嬉しいご縁を感じさせていただきました。

初めてお会いしたときから、色々なお話を伺う度に音楽に対する気持ちはもちろんの他、エリザさんの魅力的なプライベート話に私は興味深々でした。

表題にもある『マリアカラスの愛した魅惑のオペラコンサート』からも、エリザさんのマリアカラスへの想いが詰まった演奏会。

私も、今回エリザさんとご一緒に演奏する曲は、全てマリアカラスの演奏のみを聴こう! と、少しでもエリザさんのカラスへの想いが近づけるように心がけていました。

チラシのエリザさんのエッセイ「オペラアリアは宝石箱♪」にもあるように、一曲のオペラの演奏時間は、約2時間と長いけれど、その中で演奏されるオペラアリアは、いわばオペラの中の最も美味しい部分。

オペラのアリアは一曲が長くても10分の中に美しいメロディーと歌のテクニックがたっぷり詰まっています。

今回様々なオペラの中から、アリアだけ美味しい部分を寄せ集めたプログラム。

それぞれののオペラの中から、聴かせどころの詰まった曲目でした。

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◆プログラム◆

オペラ 「マノン・レスコー」より〝ひとり寂しく〟 プッチーニ

オペラ 「マクベス」より〝日の光は薄らいで〟 ヴェルディ

オペラ 「ノルマ」より〝清らかな女神よ〟    ベッリーニ

オペラ 「セミラーミデ」〝麗しい光が〟      ロッシーニ

ピアノソロ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲 マスカーニ

オペラ「パリアッチ」より〝鳥の歌〟       マスカーニ

オペラ「つばめ」より〝ドレッタの夢〟      プッチーニ

オペラ「ジャンニ・スキッキ」より〝私のお父さん〟 プッチーニ

オペラ「喋々夫人」より〝かわいい坊や〟      プッチーニ

♪アンコール

オペラ「ル・シッド」より〝泣け、泣け、わが瞳よ〟  マスネ

オペラ「タンホイザー」より〝貴き殿堂よ、〟    ワーグナー

オペラ「ジャンニ・スキッキ」〝私のお父さん〟  プッチーニ

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「ノルマ」より〝清らかな女神よ〟もほとんどの方は、おそらくアリアの部分を演奏されますが、エリザさんはストーリの流れから前後含めのロングバージョンで。

そして、アリアは魅力の詰まった魂のこめられた部分だからこそ、技術的にも体力的にもオペラのアリアだけを歌う演奏会は歌い手さんにとってとても困難にもかかわらず、エリザさんは更に難曲のアンコールも全く疲れを感じさせないゆとりのある演奏でした。

ピアノも結構な体力と気力、集中力を必要とするオペラ伴奏ですが、演奏が終わった後に感じる解放感は普段あまり味わうことができない感覚です。

終わった後、こんなに集中していたんだと、時間が経つにことに体が感じる感覚。

体が疲れても、脳が興奮して冴えている感覚。

まだまだ未熟な私の演奏ですが、今回エリザさんと共にステージが作れたことをとても感謝しています。

いつも演奏会が終わると緊張がほぐれて、ホッとして写真を撮り忘れてしまい、今回もエリザさんとのお写真一枚も撮れませんでした。残念(>_>)

演奏会後には、お寿司で打ち上げしました♪♪♪

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♪CDのご紹介

写真 (3)

いつも伴奏でお世話になっている先生のお弟子さん、テノール歌手の又吉秀樹さんのCDを一足先にいただきました^^
早速聴かせていただいています♪

つい先日、二期会東京公演モーツアルトのオペラ「イドメネオ」でイドメネオ役にも出演したばかり。

全てトスティの歌曲により、素敵な歌声、素敵なプログラムでした。

今後益々のご活躍を楽しみにしています。

 

 

 

 

*イチジクのジャム*

 

季節のフルーツ、イチジクで、

コトコト、グツグツとジャム作りにもはまっています。

 

美味しかったので、何回もリピート中です。

 

写真 (4)

 

 

 

*ポップコーン*

 

 

最近はまっている、私のおやつ*

出来立てが美味しいうえ、

何といっても作っているときの音がたまらなく好き♪♪♪

ポップな気分になれます!★

 

写真 (5)

 

 

 

 

 

*Pasta alla norma(ノルマ風パスタ)*

 

 

先日、ベッリーニのオペラ『Norma(ノルマ)』のDVD鑑賞したときに、イタリアお料理教室の先生から、メッセージをいただきました♪

「もしかしてシチリアのPasta alla norma(ナスのトマトソースのパスタ)のNormaのこと???」

 

私は、Norma(ノルマ)という名前のパスタがあることを知らなかったので、このメッセージにビックリして調べてみると、なんと、Norma(ノルマ)のオペラと関係がありました!!!!!

感動&興奮です^^

 

 

【Pasta alla norma(ノルマ風パスタ)】

 

写真 (3)

 

 

『Norma(ノルマ)』は、イタリアのシチリア、カターニャ生まれの作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニの代表作のオペラです。

彼はカターニャの誇りの人でした。

 

ナスとトマトはシチリアの名産です。

このシチリアの名産2つを組み合わせたパスタを、偉大なるベッリーニの代表作〝Norma ノルマ〟のオペラからの由来で、Pasta alla Normaの名前がついたそうです。

 

ナスとトマトの組み合わせのパスタは、私も良く食べるパスタですが、ノルマ風パスタと言う名前がついていたのですね♪

パスタとオペラの繋がり、とても嬉しい発見でした(^_-)

 

本当のレシピは、ナスを素揚げし、トマトソースに、al dente(アル・デンテ)のパスタ。

仕上げに、フレッシュバジリコ、日本ではあまり売っていないフレッシュで塩気の強いリコッタサラータのチーズをのせるそうです。

 

トマトソースをグツグツ煮込み、いつもはナスの他にベーコンとかツナ、モッツァレラを入れて作りますが、今回は折角なので、ナスとトマトのノルマ風パスタでいただきました♪

 

 

 

 

∮Vaga luna(優雅な月よ)♪

 

夏の暑さがもう一度やってくると覚悟していましたが、すっかり秋の空気を感じています♪

 

暑いとはいっても、やっぱり夏の終りは少しさみしく、そろそろ蝉の鳴き声も聞きおさめです。

 

 

お天気に恵まれず、関東では名月にお月見をすることができませんでしたが、次の日の大きなスーパームーン、とても綺麗でした(^o^)

 

いつも、九月の秋の名月のころに思い出す曲があります。

 

イタリアのベッリーニ作曲の歌曲 「Vaga luna(優雅な月よ)」という曲です。

 

暑い夏が終わり、月がステキに見える静けさに包まれた秋の季節に聴きたくなる一曲です♪

 

 

http://yaplog.jp/nprkoko/archive/44

 

メゾ・ソプラノのバルトリと3大テノールの一人、ルチアーノ・パバロッティ、二方の演奏がありました。 素敵な演奏だったのでおかりさせていただきました。歌詞の内容は

 

1番:銀色に染められた美しい優雅な月。花々やすべてのものに愛の言葉を吹き込んでいる月よ。私の熱い想い、この胸の鼓動とため息を愛する人のところへ届けてほしい。

 

2番:遠くにはなれていても、苦しみが和らぐことはない。もし希望があるならば、ただ未来だけに。 昼も夜も苦しみの時を刻み、はかない望みだけがこの愛を勇気づけてくれている。

 

美しい月に託して愛する人への想いを歌っています。

 

 

9月26日のエリザさんとの演奏会でも演奏する曲目の中に、ベッリーニ作曲のオペラ「ノルマ」もプログラムに入っていますが、先日「ノルマ」のオペラの鑑賞していたときに、イタリアお料理の先生からコメントをいただき、素敵な発見をさせていただきました。

 

次回、お知らせさせていただきます♪

 

 

 

 

 

嬉しいこと*

先日の日本歌曲・演奏会のブログでも書いたばかりの、素敵な曲を見つけて嬉しかった「やさしいうた 高崎乃里子 詩/大橋美智子作曲」。

楽譜屋さんで見つからなくて残念に思っていたら、次の日、こちらのチラシを発見!

 

写真 (5)

もしかしての、もしかして、大橋美智子さんの演奏会?

不思議な嬉しいタイミングに感動しました。

9月23日祝 14時開演。
津田ホールにて。

私は残念なことに伺えませんが、お知らせをさせていただきます。

 

 

最近なかなか体調が良くならない私を心配してくれて、アロマの資格を持っている歌い手さんが、症状に合ったアロマジェルを作ってきてくれました。

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凄くいい香り*

心のこもったステキなgift、本当嬉しかったです。

ありがとうございます!!!☆