イタリアのこと

∮イタリア・ロマン派の歌曲♪

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ロマン派の歌曲のお勉強会で、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニの伴奏をしました^ ^
今日演奏した曲は、ほんの一部ですが、ベルカントの美しい旋律の多い、私の好きな分野です♪

オペラも沢山残した作曲家達ですが、素敵な歌曲も沢山残しています。

 

 

新年のフライング♪

年末にもかかわらず、30日にはイタリア語のプライベートレッスンを入れていただき、モーツアルトのオペラ「コシ ファン トゥッテ」のレッスンをしていただきました。

歌詞に隠れている言葉の微妙なニュアンスを発見し、演奏するときの手がかりを知ることができると、とてもハッピー♪

洋先生にイタリア語の歌詞をレッスンしていただいた曲は、演奏するときに楽しさ倍増になります。

久しぶりのプライベートレッスンでしたが、今日も来てよかった! と毎回感じます。

ありがとうございます♪

お稽古の後には、お勉強した場面を音楽で聴いて終わりにしましたが、ミラノスカラ座、ムーティの指揮の「コシ ファン トゥッテ」の演奏を聴いていると、不思議と新年のおめでたい気分になり、先生とワクワクドキドキな気分に、この気持ち何でしょう?! と盛り上がってしまいました♪

そして、イタリアでは年明けに、シャンパーンとパンドーロでお祝いするそうなのですが、2日前の30日に一足先に、乾杯してしまいました♪

 

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更に、音楽仲間のピアニスト、トミーノさんが本格的なおせち料理を作っていて、端を少しといいつつもおせち料理のフライング♪♪♪

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イタリアの生活が長いにもかかわらず、極められた日本食のおせち料理!

感動的な美味しさにしびれました^m^

エスプレッソには、香水のようなボトルのグラッパ(お酒)をプッシュして飲むそうです。

「人生の水」というタイトルのグラッパをワンプッシュしましたが、追加で2プッシュ♪

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和洋(伊)折衷♪

沢山笑って、美味しいお料理に幸せいっぱいの年末、そして私達の中では、二日前30日に新年が明けた気分の年末です♪

2015年も残り僅かですね!

 

 

 

 

★BVLGARI展★

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ずっと気になっていた、『BVLGARI展~130年にわたるイタリアの美の至宝』 に行っていました♪

11月29日までの展覧会なので、今回もギリギリに駆け込みました^^;

1884年にローマに宝石店として創業したブルガリ。

フランス様式が主流だったジュエリーデザインから一線を画し、ギリシャ・ローマ古典主義、イタリアルネサンスなどにインスパイアされた独自のスタイルを創り上げ、エリザベステイラや名女優が魅了したブルガリ。

女優が映画に使用していたジュエリーやエリザべステイラコレクションも沢山展示されていて、一つだけでも、かなりのお値段しそうな高価な宝石が約250近くも展示されていてました。

キラキラ輝いた色とりどりの宝石が美しくて、デザインも素敵なジュエリーは鑑賞しているだけでも幸せな気持ちに包まれた展覧会でした♪

 

 

 

 

 

★クリスマスホームパーティ☆

 

今年もイタリア語のクラスで、クリスマスホームパーティ♪

去年の様子です^^

http://con-larmonia.com/blog/?p=15

 

ワイン好きな方がソムリエさん、食後にはバリスタさんがエスプレッソをいれてくれました^ ^
直火式のエスプレッメーカーの使い方を知らなかったのですが作り方を教えていただいたので、購入してみようかな〜〜♪

 

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espresso(伊:エスプレッソ)はイタリアの語で「急速に」という意味があるのですが、高圧の蒸気の力で短時間にコーヒー豆を浸透させる入れ方。

イタリアではコーヒーといえばエスプレッソのことをいうほどポピュラーな飲み物で、コーヒーを入れてくれるバリスタさんによって味が違うので、お気に入りのバリスタさんのところに通うそうです。

お客様の注文をうけてから、一杯一杯バリスタさんの心が込められた

「あなたのために特別なエスプレッソ」を作ってくれるのです。

心のこもった気持ち、サービス素敵です♪♪♪

 

 

∮ヴィンチェンツォ・スカレーラ♪

 

先週、母校のモーツアルトホールで、ヴィンチェンツォ・スカレーラのイタリアオペラの歌唱法と伴奏法の公開講座がありました。

7月に声楽のお稽古レッスンでスカレーラがピアノ演奏しているCDを聞きながら練習していたときに、改めて素晴らしい演奏に感動し、スカレーラのような演奏できるようになりたいと強く思っていました。

生の音色も聴きたいし、お会いしたいと日々思っていた矢先、9月に母校のオルガン公開講座に行った時、休憩中にスカレーラが母校に来ることを知って、このタイミングに、嬉しくてたまりませんでした^ ^

ずっと心待ちにしていた日でした。

スカレーラは、オペラ公演に必要な様々な経験を積まれていて、世界中の一流声楽科のリサイタル伴奏者として活躍され、現在は、ミラノ・スカラ座に務めています。

今回はイタリアオペラ・歌曲より、3人の声楽とピアノの学生さんの演奏を聴いてレッスンされました。

 

レッスンした曲目は

・オペラ ドン・パスクァーレ より 〝あの目に騎士は〟 ドニゼッティ作曲

・オペラ シャモニーのリンダより 〝この心の光〟 ドニゼッティ作曲

・6つのアリエッタ より 〝優しい妖精 マリンコニーアよ〟ベッリーニ作曲

・オペラ シチリア島の夕べの祈り より 〝アルリーゴよ!ああ、心に語れ〟 ヴェルディ作曲

・オペラ イル・トロヴァトーレ より 〝静かな夜だった〟 ヴェルディ作曲

・オペラ イル・トロヴァトーレ より 〝恋は薔薇色の翼に乗って〟 ヴェルディ作曲

 

予定時間をかなり超えて、3時間にも及ぶ貴重なレッスンをしてくださりました。

スカレーラ様の生の演奏も聴けて、サインをいただけて、一緒に写真を撮っていただけ大満足だったのですが、更に私にとって、ビックリな出来事があって、私はすっかり大興奮してしまった一日でした(^ ^)

 

大好きなオペラの楽譜 《蝶々夫人》のオペラスコアにサインをいただきました♪♪♪

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「カルロ・ゴルドーニ」

 

 

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18世紀イタリアを代表する喜劇作家、近代演劇の父といわれるカルロ・ゴルドーニ(1707-93)のドキュメンタリ映画「カルロ・ゴルドーニ、世界に誇るヴェネツィアの大劇場」を観に行きました。

新しい時代の変革を反映した斬新な喜劇を世に送った彼は、観客や保守的な劇作家から攻撃の的になりましたが、彼の作品はイタリアにおける近代劇への母体となり、今でもその傑作が世界の舞台で上演されています。

 

 

 

 

 

∮MOSTLY♪

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11月になりましたね*
秋も深まって参りました♪

今月号の音楽雑誌『MOSTLY』は、イタリア・オペラの黄金時代。
マリア カラスの特集に加え、イタリアオペラ黄金時代の名歌手たちが勢ぞろいです♪

 

 

 

 

 

*Vino Novello(ヴィーノ ノべッロ)*

 

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10月30日はイタリアのVino Novello(ヴィーノ ノベッロ)の解禁日*

フランスのボジョレー・ヌーヴォーは有名ですが、イタリアの新種ワインです。
2011年までは解禁日は11月6日でしたが、2012年から10月30日になったそうです。

 

今までVino Novelloを意識したことがなかったのですが、イタリア語のクラスの皆さんとイタリアお料理食べに行ったときにポスターを発見して知りました♪

毎年楽しみが一つ増えました^m^

 

 

 

 

 

「テルマエ・ロマエ」

やっと、DVDで「テルマエ・ロマエ ①」を観ました。

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ラテン語でローマの大衆浴場と言う意味のようです。

伴奏でお世話になっている声楽のレッスンで先生が、テルマエ・ロマエの映画のように、私達も時代がタイムスリップできて、作曲家と会話ができたり、当時の様子を見れたらいいのにね!と仰っていた意味がよくわかりました。

本当に仰るとおり、できるものならタイムスリップして、作曲家と直接会話できたらどんなに有り難いことかと日々思っています。

映画の中では、古代ローマと昭和位の日本の時代がタイムスリップできるストーリーです*

私は映画の最初のほうで、オペラが度々流れていることに反応してしまい、ちょっと調べてみると、やはり、映画のテーマが日本とイタリアの文化交流であるため、イタリアが生んだ偉大な作曲家の曲がほとんどでした。

特にヴェルディ「アイーダ」のオペラからは何曲も選曲されていて、映画のシーンと曲名を照らし合わせながらのテルマエ・ロマエ鑑賞。

曲目とシーンがピッタリな場面が多くて、選曲にも関心しながら見ていました。

アイーダのオペラから始まり、終りもアイーダで。

ほとんどがヴェルディ、プッチーニのオペラからの選曲でした。

是非ご覧になられる時には参考にしてみてください♪

∮「テルマエ・ロマエ」♪

1. 歌劇「アイーダ」第3幕より〝裏切り者め!〟:ヴェルディ

2. 歌劇「リゴレット」第3幕より〝女心の歌〟:ヴェルディ

3. ラシーヌ讃歌:フォーレ

4. 歌劇「トスカ」第3幕より〝急いで、起きて、マーリオ!マーリオ〟:プッチーニ

5. レクイエム 第2曲より〝怒りの日〟:ヴェルディ

6. 歌劇「アイーダ」第2幕より〝私の苦しみをお憐れみください〟:ヴェルディ

7. レクイエム 第2曲より〝みいつの大王〟:ヴェルディ

8. 歌劇「トスカ」第3幕より〝星は光りぬ〟:プッチーニ

9. 歌劇「アイーダ」第2幕より〝幼い黒人奴隷たちの踊り〟:ヴェルディ

10. 歌劇「アイーダ」第2幕より〝きたれ、なんじの髪に月桂冠を〟:ヴェルディ

11. 歌劇「西部の娘」第3幕より〝やがて来る自由の日〟:プッチーニ

12. 歌劇「蝶々夫人」第2幕より〝ある晴れた日に〟:プッチーニ

13. 歌劇「トゥーランドット」第3幕より 〝誰も寝てはならぬ〟:プッチーニ

14. 歌劇「ドン・カルロ」第3幕より〝歓喜の日が明けた〟:ヴェルディ

15. 歌劇「アイーダ」第2幕より〟祖国とこの聖なる地を〟:ヴェルディ

16. 歌劇「アイーダ」第2幕より〝祖国に栄光あれ〟:ヴェルディ

♪エヴァ・メイ氏・公開レッスン

 

二日間続けて母校のベートーベンホールで行われた公開レッスンに行きました。

一日目は、エヴァ・メイ氏による声楽の公開レッスン♪

 

メイ氏による3人の学生さんへのご指導やアドバイスを聴く形式なのですが、大変光栄なことに、オペライタリア翻訳のとよしま洋先生とご一緒に聴くことができました。

 

私はピアノなので、実際に声をだして歌うことはないのですが、歌い手さんの伴奏をするにあたって、本来ピアニストはコレペティという役割ができないといけないのです。

 

コレペティトゥアは日本ではあまり認知されていない分野ですが、オペラ伴奏ピアニストは本来指揮ができ、ピアノ一人でオーケストラの役割を果たす音色がだせる演奏ができないといけないし、語学はもちろん、オペラの全てを理解している他、発声や発音について全て歌い手さんにアドバイスできないといけないのです。

 

まだまだコレペティのタマゴな私ですが、オペラや声楽の伴奏をしている為、一歩一歩前進できるように、まずは一番良く使うイタリア語を理解できるようにしているところです。

 

レッスンで先生から言葉の発音を直すと、歌いやすく発声も自然と良くなるので、発音はとても大事というお言葉をよく伺っていました。

 

私もだいぶ発音について先生に教えていただいたお蔭で、今では気になる発音などをアドバイスできるようになったのですが、今回の公開レッスンでメイ氏は最初から最後まで言葉の大切さ、発音について生徒さんにメッセージとして伝えていたことがわかりました。

 

メイ氏がアドバイスした後には、どの生徒も良くなっていることが明確にわかり、言葉の大切さを再認識できた、濃い楽しい公開講座でした。

 

実は、ドニゼッティのオペラ「ドン・パスクアーレ」第一幕の第二場で、ロマンティックな小説を夢中で読みながら自分の恋愛感を語るノリーナによるアリア〝あの騎士の眼差しを〟歌うシーンが、しびれる程美しくて感動したDVDがあります。

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何回もこのシーンを繰り返し見ていたのですが、そのノリーナ役を歌っていたのが、今回のメイ氏だったのです!!!

世界的に活躍されている素晴らしい歌手が母校で公開レッスンしてくださったこと、そして伺えてお会いできたこと幸せな時間でした♪