2日向かったブッセートでは、交通機関も不便で時間を持て余したときの様子なども少し書かせていただきます*
1日目にブッセートに着き、駅の近くに立派な建物をみつけて、導かれるままに行った建物。
▪ヴィッラ・パッラヴィチーノ邸( Villa Pallavicino)ヴェルディ国立博物館(Museo Nazionale Giuseppe Verdi)
とにかく広い敷地の奥に気になる建物があったので、扉の近くまで行きましたがこの日は休館日でした。
普段はヴェルデイの国立博物館になっていて、ヴェルディのオペラに関する衣装なども展示された博物館になっています。
パッラヴィチーノ家のパッラヴィチーノ邸、初めて知りましたが、お堀もあって広大なお庭のある立派な建物がとても印象的でした。
同じ敷地内に教会がありました。
▪ サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会(S.Maria degli Angeli)
1470年から1471年に建てられたゴシック様式の教会です。
ヴェルディがブッセートに住んでいた時通っていたミサは、この教会だったみたいで、この教会のオルガンも弾いていました。
ステンドグラスの光が床に反射され、美しい神秘的なを光見ることができました♪
何とも可愛い小さな車(^-^)
一人乗り? のスイカの車、撮らずにいられませんでした♪
▪ブッセートの市庁舎:会議室
ヴェルディ広場にある Rocca Pallavicino(パッラヴィチーノ城)の建物の左側がブッセートの市庁舎、右側が行きたかったヴェルディ劇場。
一日目に訪れたときヴェルディ劇場が休館だと思わなかった私は、ヴェルディ劇場の窓口と市庁舎の窓口を間違えてしまい、中を見学したいと伝えると、
“この中に入りたいの? 何もないよ。” と言われたのですが、私は
“是非中に入りたい” と伝え、許可をいただき案内してもらったところは、市庁舎だったのです(´・ω・`)
市庁舎の中を紳士に案内してくれて、普通では決して入ることのできない会議室までみせていただきました。
窓口を間違えたことは、とても恥ずかしかったですが、ラッキーなハプニングもありました。
▪Istituto Comperensivo Busseto(公立の学校)
ブッセート駅から街の中心に向かう道にある気になっていた建物がありました。
1日目は気になっていたものの、結局何かわからず、2日目歩いていると、ピアノの音、楽器の音、リズムのソルフェージュの授業の様子などが、聞こえてきました。ブッセートの街で音楽を学んでいる子供たちの様子が聞こえてきて嬉しくなしました。
ピアノのレッスンでは、私も子供の時に練習していた曲や、今私が教えている子供の生徒さんたちが練習している曲やバッハの曲など聞こえてきて、日本とこんなに離れている国でも、同じように音楽を学んでいる様子を知ることができて、2日目ブッセートに来たからこそ知れて、とても嬉しい一コマでした♪
街は、ヴェルデイのモチーフに溢れていて、街の人々はヴェルディのことを今でも変わらず誇りに思って、リスペクトしていることを感じました。
ヴェルディショップで、ここでして売ってなさそうなヴェルディの本を買ったので、頑張ってイタリア語読んでみたいと思います。
▪ブッセートの駅:まちぼうけな私
ここ、ブッセートの駅なのです。
もちろん無人駅。
人の気配、全くありません。
電車の本数、とても少なくて、2、3時間に一本。
タクシーも、もちろん見当たらず、ブッセートに来たら、どんなに慌てても、もがいても、電車を待つしか手段がありませんでした。
来る予定の電車も一本こなくて、ブッセート時間に馴染むしかない私は、2時間~3時間、ただただ、電車を待っていました♪
ほんとに、のんびりと、貴重な経験でした ^^
なんとかなるさ~
どうにかなるさ~
やがて電車はくる~と少し心が広くなった気分*
街の中心まで行くには、20分以上歩くし駅の近くにずっといたのですが、あまりにも暇になった私は、少しだけお散歩して、ジェラートを食べることに♪
駅の壁の落書きに、最もイタリアらしい落書き、“あなたを愛している(Ti AMO♡)”も見つけて、なんかハッピーなブッセートの旅でした♪