ヴァイオリンのクレモナ(Cremona)行きました♪
▪クレモナの駅前にはイタリア統一の英雄、ガルバルディ像や、
弦楽器の街クレモナらしい大きなコントラバスのオブジェが出迎えてくれました。
クレモナは、世界の3大ヴァイオリンと言われている、アマティ、ストラディヴァリ、グァルネリのヴァイオリン職人が暮らした街。
クレモナの駅を降りると、バイオリンケースを持った人が沢山降りていきました。
ヴァイオリンを学ぶ学生さんや、ヴァイオリン製作学校、弦楽器工房を求めて世界中から集まってきます。
▪ニコロ・アマティ(Nicolo Amati 1596-1684)
▪アントニオ・ストラディヴァリ(Antonio Stradivari 1644-1737)
▪アントニオ・グァルネリ(Antonio Guarneri 1698-1744)
15世紀頃からヴァイオリン製作が盛んになったクレモナですが、今でも活発です。
史上最初のヴァイオリン製作者といわれているアンドレア・アマティ(1505-1577)の2人の息子の成功によって、アマティのヴァイオリンが世に知られることになり、その孫のニコロ・アマティ(1596-1684)がクレモナをバイオリンの街にしました。
ストラディヴァリとグァルネリはニコロ・アマティのお弟子さんで、二人はライバル的存在でもありました。
クレモナの街には、現在も80を超える工房があるそうです。
歩いているだけで、あっちにも、こっちにもヴァイオリン工房を見つけることができました♪
▪ストラディヴァリ広場のストラディヴァリ像
ストラディヴァリ広場から、街のシンボルのクレモナ大聖堂のトラッツォ(鐘楼)が見えました♪
螺旋の502段の階段があって、高さ111mのトラッツオ(Torrazzo 鐘楼)は、イタリアで一番高くて世界で最も古いレンガ造りの塔で上ることができます。
▪クレモナ大聖堂
1107年12世紀に建設された、とても荘厳なロマネスク様式の大聖堂でした。
大聖堂前の広場は、クレモナ市民の憩いの場となっていて、優雅に過ごしていました。
大聖堂には大きな薔薇窓があって、その下には沢山の小さいアーチが並んでいます。
このオルガンはクレモナ出身の作曲家モンテヴェルディも演奏されているそうです。
▪クラウディオ・モンテヴェルディ(Claudio Monteverdi 1567-1643)
モンテヴェルディは、オペラの最初期の一曲である『オルフェオ』を作曲しましたが、オペラの歴史においても、とても大切な曲になっています。
▪大聖堂の後ろ姿
▪大聖堂の広場に集まっている子供たちは、学校見学に来ていました。
行けませんでしたが、『ヴァイオリン博物館(Museo del Violino)』や『ストラディバリアーノ博物館』、ストラディヴァリの工房、生家もクレモナの見どころになっています。
▪蜂蜜と卵とアーモンドでできたクレモナのお菓子、トッローネ(torrone)
▪お気に入りのワンピースを見つけましたが、お店は閉まっていました(*_*)
▪公園で可愛い子供たちのワンシーン
パーパ・ジョバンニ・パオロⅡ庭園(Giardinoi pubblici Papa Giovanni Paolo Ⅱ)