イタリアのこと

*Pasta alla norma(ノルマ風パスタ)*

 

 

先日、ベッリーニのオペラ『Norma(ノルマ)』のDVD鑑賞したときに、イタリアお料理教室の先生から、メッセージをいただきました♪

「もしかしてシチリアのPasta alla norma(ナスのトマトソースのパスタ)のNormaのこと???」

 

私は、Norma(ノルマ)という名前のパスタがあることを知らなかったので、このメッセージにビックリして調べてみると、なんと、Norma(ノルマ)のオペラと関係がありました!!!!!

感動&興奮です^^

 

 

【Pasta alla norma(ノルマ風パスタ)】

 

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『Norma(ノルマ)』は、イタリアのシチリア、カターニャ生まれの作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニの代表作のオペラです。

彼はカターニャの誇りの人でした。

 

ナスとトマトはシチリアの名産です。

このシチリアの名産2つを組み合わせたパスタを、偉大なるベッリーニの代表作〝Norma ノルマ〟のオペラからの由来で、Pasta alla Normaの名前がついたそうです。

 

ナスとトマトの組み合わせのパスタは、私も良く食べるパスタですが、ノルマ風パスタと言う名前がついていたのですね♪

パスタとオペラの繋がり、とても嬉しい発見でした(^_-)

 

本当のレシピは、ナスを素揚げし、トマトソースに、al dente(アル・デンテ)のパスタ。

仕上げに、フレッシュバジリコ、日本ではあまり売っていないフレッシュで塩気の強いリコッタサラータのチーズをのせるそうです。

 

トマトソースをグツグツ煮込み、いつもはナスの他にベーコンとかツナ、モッツァレラを入れて作りますが、今回は折角なので、ナスとトマトのノルマ風パスタでいただきました♪

 

 

 

 

∮Vaga luna(優雅な月よ)♪

 

夏の暑さがもう一度やってくると覚悟していましたが、すっかり秋の空気を感じています♪

 

暑いとはいっても、やっぱり夏の終りは少しさみしく、そろそろ蝉の鳴き声も聞きおさめです。

 

 

お天気に恵まれず、関東では名月にお月見をすることができませんでしたが、次の日の大きなスーパームーン、とても綺麗でした(^o^)

 

いつも、九月の秋の名月のころに思い出す曲があります。

 

イタリアのベッリーニ作曲の歌曲 「Vaga luna(優雅な月よ)」という曲です。

 

暑い夏が終わり、月がステキに見える静けさに包まれた秋の季節に聴きたくなる一曲です♪

 

 

http://yaplog.jp/nprkoko/archive/44

 

メゾ・ソプラノのバルトリと3大テノールの一人、ルチアーノ・パバロッティ、二方の演奏がありました。 素敵な演奏だったのでおかりさせていただきました。歌詞の内容は

 

1番:銀色に染められた美しい優雅な月。花々やすべてのものに愛の言葉を吹き込んでいる月よ。私の熱い想い、この胸の鼓動とため息を愛する人のところへ届けてほしい。

 

2番:遠くにはなれていても、苦しみが和らぐことはない。もし希望があるならば、ただ未来だけに。 昼も夜も苦しみの時を刻み、はかない望みだけがこの愛を勇気づけてくれている。

 

美しい月に託して愛する人への想いを歌っています。

 

 

9月26日のエリザさんとの演奏会でも演奏する曲目の中に、ベッリーニ作曲のオペラ「ノルマ」もプログラムに入っていますが、先日「ノルマ」のオペラの鑑賞していたときに、イタリアお料理の先生からコメントをいただき、素敵な発見をさせていただきました。

 

次回、お知らせさせていただきます♪

 

 

 

 

 

来年のカレンダー*

 

渋谷のBunkamura Gallery
「吉岡耕二 色彩の旅 南イタリアを描く ―アマルフィ、ナポリ、ソレント、シチリアへ―」に行きました。

とても鮮やかな色彩と力強さを感じる展覧会でした。

東芝EMIから販売されていた、CDのジャケット絵画シリーズがとても興味深くて見てたら、ご本人様からお声をかけていただきました。

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かなり気が早いけれど、来年のカレンダーを購入*

来年の準備、今からOk!

ご本人様のサイン入りです♪

http://www.iictokyo.com/blog/?p=5129

 

 

 

イタリア語のレッスン

去年から参加している、イタリア語のグループレッスンですが、

偶然にも、前回は〝ロッシーニ〟についての内容でした♪

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ロッシーニにとってモーツアルトは格別な存在であり大変敬愛していた作曲家。

モーツアルトが亡くなった約3か月後にロッシーニは生まれているので、モーツアルトの方が先輩です。

 

ここ最近の内容では、ピザやパスタの歴史について、コーヒーやチーズのことなど、私たちの食生活にも身近な内容ばかりで楽しいです。

 

イタリアといえば、「Amore、cantare、mangiare(愛して、うたって、食べて)」美味しい食べ物が沢山あって、音楽、愛に溢れた国♪

 

今、ワールドカップでサッカーが盛り上がっていますが、イタリアでは、giocare(遊ぶ)といえば、暗黙の了解でサッカーをするといわれている位、サッカー好きな国です。

 

音楽や食べ物の他にも世界遺産や、美術、ファッション・・・私にとってイタリアの魅力は沢山❤

イタリア語を通して、歴史・文化について色々学びたいです。

 

 

ヴィヴァルディ「四季」より〝春〟♪

 

こんにちは。

先月の大雪では、地元の秩父が毎日ニュースにでていて、本当に大変だったそうです。

思いもかけない大雪に暫く身動きできなかったり、車がつぶれてしまう家も沢山あったり、お年寄りの多い町なので、本当に心配でした。

 

少しビックリしたこともあって、雪かきをしていた父がNHKのニュースの映像に映っていて、知り合いから「TVに映っていたよ!」と電話があったみたいです。

父は雪かきに必死で撮影が気にならなかったみたいですが、母は気がついて、隠れたそうです(^^♪

 

そんな大雪の日、都内で移動移動の私でしたが、思わず目に留まったショーウインドウ*

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外では大雪なのに、すっかり春らしいコーディネートのマネキン達。

 

マネキンさんの背景が楽譜だったので、思わず足も止めて・・・、どういう曲か気になって楽譜を読んでいると・・・。

わぁ~^m^

 

感動してしまいました!

ヴィヴァルディの「四季」より〝春(spring)〟の楽譜でした!

 

この発見、嬉しかった~~☆

 

そのヴィヴァルディは、つい先日3月4日がお誕生日で、にイタリアのヴェネツィアで生まれた作曲家です。

ヴィヴァルディ(1678~)とヴェルディ(1813~)、名前も似ていて区別がつかなかった私ですが、2人ともイタリア生まれの作曲家です。

ヴィヴァルディ「四季」の〝春〟が、そろそろ何処かで聞こえてきそうな予感がします♪

 

 

 

イタリア語のパーティ*

 

また、別の日には、5月から参加している、イタリア語の教室のクリスマスパーティがありました♪

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この日は、F様ご依頼の生演奏を終わって、途中からの参加でしたが、皆さんすでに大変盛りあがっていて、私は、予想外ハプニングからのスタートだったので、テンションが上がってしまい、飲んできたの?と言われたり。

このハプニングもイタリアーノな感じが、私は可笑しくてたまりませんでした^m^

 

持ちよりパーティでしたが、皆さんの手料理が美味しくて、更に、皆さんとてもお酒が好きな方が多く、食べて飲んで、とても楽しいパーティでした^^

沢山あいていたボトルの中から、私の大好きなイタリアの作曲家、ベスト3のネーミングのワインボトルを見つけて、偶然、誰かがもってきたそうですが、私はかなり感動してしまいました♪

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・左から、サロン風イタリア近代歌曲を沢山作曲した、トスティ。

・真ん中は、甘く美しい旋律のオペラを沢山残し、私にとって偉大な存在、プッチーニ。

・右は、私も今年の2013年10月10日のヴェルディの生誕200年周年の日にお祝いで飲んだ、赤のランブルスコ。 ヴェルディのお祝の為に作られたお酒です。

イタリア好きの皆さんとのパーティも楽しい素敵な時間でした♪

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ステキな手作りのプレゼントまで、ありがとうございました。

 

お友達とのパーティ*

 

今年も高校からのいつものメンバーで、恒例のクリスマスパーティをしました★

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太鼓の達人もした時、皆のキャラクター作りにかなり時間を費やして、やっと完成!

やっぱり、このメンバーでクリスマスパーティをしないと今年が終われないよね、と変わらず仲良しの元気なメンバーです♪

 

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このサンタクロースとスノーマン、私が何年も前にウイーンに行った時に、クリスマスマーケットで買ってきたお土産、毎年飾ってくれているみたいです!

かなりの感動でした♪

 

今年も予算の中から、プレゼント交換、私にはハワイで選んでくれた、サーフィンにこれから行くサンタさんのフィギュアと美容アイマスクを♪

右の写真は可愛かったので piccolo natale(ピッコロ ナタ~レ)というイタリアのチョコレートと一緒に*

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南国サンタさん、思わず楽しくなるセレクトでした^^;

 

私からは、イタリアのクリスマス気分を味わってもらえたらと思って、パネトーネと、紅茶でティタイムセットをプレゼントに♪

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サンタさんって、イタリア語で何て言うの? という質問がありました♪

★サンタさんは、Babbo Natale(バッボ ナタ~レ)。

訳すと、クリスマスのお父さんです♪

 

 

♪ダンヌンツィオが夢中だった頃

 

いつも伴奏している方から、貴重なとても嬉しい資料をいただきました。

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ダンヌンツィオについては、以前私もブログで書いたことがあります。

http://pf-makiko.tumblr.com/post/19788664616

http://pf-makiko.tumblr.com/post/19786678512

 

東大駒場博物館特別展示で、ダンヌンツィオの生誕150周年記念展で、12月1日まででしたが、特別延長され、13日まで開催しているそうです。

イタリア20世紀の代表的な詩人ガブリイエーレ・ダンヌンツィオとその時代についての展覧会です。

イタリア統一とほぼ同じくして生まれたダンヌンツィオは、近代イタリア国家の歩みと新しい政治や社会に、もっとも敏感に反応し、詩人としての他にも、大衆のための雑誌や小説、戯曲やさらに映画、広告等の誕生にも深く関わっているそうです。

展示会にも行きたいところですが、伺えるタイミングがあればいいのですが^^

ダンヌンツィオの作品解説について

同時代の芸術家たちとダンヌンツィオについて

ダンヌンツィオの日本文化への関心や日本文学への関心について・・・

頂いた資料にも、沢山の魅力がぎっしりと詰まっていました。

 

http://cpag.ioc.u-tokyo.ac.jp/events/post/20131019_d’annunzio/

 

 

 

♪指揮者 ムーティ

 

あっと言う間に今年も残り一カ月、12月になりました*

まだ11月が何日かある気がして、すっかり連絡を忘れてしまったこともあったり・・・

一日、一カ月、一年がとてもはやく過ぎていく気がします。

 

今月の音楽雑誌『MOSTLY』に10月26日Bunkamuraオーチャードホールでの「ムーティ、ヴェルディを語る」の公開レッスンの様子がとりあげられていました。

 

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指揮者であるムーティは、8歳からヴァイオリンのお勉強、その後ピアノのお勉強を始め、ピアノは一人でメロディと伴奏を弾けるという理由からピアノが大好きになったそうです。

ムーティの才能と指揮者になるきっかけを与えたニーノ・ロータとの出会い、リヒテルとの出会い、ムーティのヴェルディへの想いや敬愛する理由、公開レッスンの様子などが書かれていました。

イタリアオペラの傑作を沢山残したヴェルディを尊敬し生涯をかけて深く接してきたムーティ。

僅か数分のシーンについて、一時間以上の公開レッスンになったそうです。

 

ヴェルディからの手紙にはっきりと書いてあったそうです。

「私が書いたその通りに演奏してください」

 

時間にすると数分のシーンでも、作曲科したヴェルディの想いやメッセージは深く、それを私たちは可能な限り楽譜に忠実に、書かれていること意味を知って演奏しないといけないと思いました。

 

ムーティは来年も日本に来日します♪

【ローマ歌劇場 リッカルド・ムーティ指揮】

■ オペラ『ナブッコ』:ヴェルディ作曲

5月20日(火)東京文化ホール

5月30日(金)NHKホール

6月1日(日) NHKホール

■ オペラ『シモン・ボッカネグラ』:ヴェルディ作曲

5月25日(日) 東京文化ホール

5月27日(火) 東京文化ホール

5月31日(土) 東京文化ホール

 

∮Con l’armonia ♪

 

ご報告をさせていただきます。

この度、〝Con l’armonia〟 と言う名称で今後ピアノの活動をしていくことになりました。

読み方はイタリア語で、『コン・ラルモニーア』と言います。

 

〝 armonia 〟 という言葉はイタリア語で「ハーモ二―・調和」の意味があります。

〝 l’ 〟は定冠詞で

〝 con 〟は前置詞で 「共に~」の意味を持ちます。

 

ピアノの演奏でお客様と共に過ごす空間・時間を素敵なハーモニーで奏でたいという想いからも、〝Con l’armonia〟という名前をつけさせていただきました。

 

そして〝Con l’armonia〟のロゴマークも作成していただきました。

かなり私の理想のロゴマークを考えていただき、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

 

今後ホームページも新たにリニューアルさせていただきますが、その前に、ピアノの生演奏をお届けするページを作成しました。

 

どのような内容かといいますと、

 

【ピアノの生演奏をプレゼント・贈り物に★】

プレゼントと言うと、素敵なラッピングにリボンがかかり、開けるときの嬉しさ、ワクワクを感じたことのある方は沢山いらっしゃることと思います。

そのようなプレゼントももちろん嬉しいのですが、今までしたことのない贈り物で何か思い出に残るプレゼントをしてみたいと考えている方など、いかがでしょうか?

 

今までピアノの演奏をしていて、ピアノの生演奏を贈り物にしたい・思い出の曲でサプライズ演奏を弾いて欲しいという依頼をいただきました。大切な方への大切な日のプレゼント、プロポーズのお手伝いなども何度かさせていただいたこともあります。

演奏をしたときお客様は予想外のプレゼントに心からビックリして喜んでいただくことも多く、一生忘れられないステキな思い出なったとのお言葉をいただき、私も喜んでいただけた姿を見て、とても幸せで嬉しい気持ちになりました。

これからも、ピアノで思い出に残るお手伝いができたら嬉しく思います。

 

ピアノでのサプライズプレゼント、詳しくはこちらです。

http://con-larmonia.com/piano-surprise/