音楽のこと

*プロフィール写真*

週末は、久しぶりのとても良いお天気に恵まれましたね♪

近所では、一番乗りの蝉が鳴き出していました。

本格的な夏もいよいよ始まりそうです^^

 

先日、生憎の雨の中、久しぶりに演奏会用の写真を撮りに行きました。

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今後のプロフィール写真にも使用したいと思いますが、早速Con l’armoniaのフェイスブックのカバー写真にも使ってみました^^

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https://www.facebook.com/conlarmonia

お蔭様で、フェイスブックページも作成して一年が経ちました♪

細々と更新していますが、フェイスブックのCon l’armoniaページも、どうぞ宜しくお願い致します(^^)/

 

 

 

∮美味しいお食事と音楽♪

 

去年、亀岡聖子さんと松山の萬翠荘で演奏会をしたときのプログラムをメインに数曲新しい曲を加え、今回はオペラ演奏を主に演奏している音楽レストラン、新橋のアルテリーベで演奏いたしました。

 

松山に行ったのは、丁度、一年前の7月だったので、とても懐かしく楽しかった思い出です。

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http://con-larmonia.com/blog/?p=1010

 

 

聖子さんの選曲してくださる曲目は、いつもストーリーがあって、あまり聞くことのない珍しい曲、更にバラエティに富むプログラムで聴いているお客様も、とても楽しかったと仰っていただけました。

 

今回のプログラム前半で、例えば、ドイツ歌曲「ズライカ」という曲では、メンデルスゾーンとメンデルスゾーンの姉、二人がゲーテによる同じ詩に曲を作っていて、2曲演奏したり、山田耕筰の有名な「まちぼうけ」や「この道」から、ほとんど歌う機会のない「蟹味噌」http://con-larmonia.com/blog/?p=1120)、

女声の曲の他、メゾの音域から男性が女性に向けた曲、後半では「島唄」のオリジナルバージョン(英語・日本語・琉球語・オリジナル伴奏)、訳があってM.トーメ/B.ウェルズの「クリスマス・ソング」など、オペラの曲の他にも、とても充実したプログラムでした。

M.トーメ/B.ウェルズの「クリスマス・ソング」の名曲は、暑い夏に生まれた曲で、少しでも暑さを忘れたくてできた曲のようです。 知らなかったです!

会場のお客様にも、暑さを忘れてほしくて、実験も含め演奏しました^^

 

オペラの曲は、フランスのグノー作曲「ファウスト」より、ビゼー作曲「カルメン」より、モーツアルト「フィガロの結婚」、「皇帝ティートの慈悲」より、ロッシーニ「アルジェのイタリア女」より演奏し、最後の曲は、すっかり大好きな曲。聖子さんと出会いの曲、「空家の風鈴」の曲で前半と後半で20曲弱。

ビュッフェなのに本格的なドイツ・イタリアお料理、美味しいお食事と音楽。

普段のホールとは違い、美味しいお食事と共に、お客様を身近に感じたコンサートでした♪

 

私達も、演奏後にはワインとお食事を用意していただきました♪

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とても美味しいお料理に幸せいっぱいな私達。

雰囲気もステキな会場で、居心地が良くて、つい、ゆっくりしてしまいました。

 

お越しいただきましたお客様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

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∮新橋アルテリーベ♪

 

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新橋のアルテリーベ、ミュージックレストランで、『月曜日は新橋でオペラ』にメゾソプラノの亀岡聖子さんとご一緒に、出演させていただきました。

今日、音楽家が出演できるレストランは、ほとんどない中、月曜日以外にも、ほとんどの日は演奏とお食事をされているレストラン。
主催者さんやスタッフにとても感謝溢れる会場でした。

お食事、お話、演奏会が一緒になったお客様を身近に感じるコンサートも好きな私にとって、とても楽しく幸せな気持ちで演奏させていただきました(^-^)

演奏後にいただいたお食事も、とても美味しかったので、詳細などは、また改めて後ほど書きます♪♪♪

 

 

ちぎり絵*更紗*

よく伺うスタジオのロビーで、ちぎり絵の個展をしていたので鑑賞させていただきました。

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細かいところまですべて和紙をちぎって描かれた作品*

遠くからみると、絵画のようでした。

 

【赤とんぼ】

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赤とんぼの作品を観た瞬間に、赤とんぼの歌の鼻歌を歌ってしまいました♪

高野さんの〝水晶のきらめき〟の個展に続き、合わせ後の個展鑑賞。

 

イタリア語のお教室の後には、ロビーで更紗の展示会*

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最近は丁寧に心を込めて描かれた作品に触れる機会の多い日々です♪

 

 

 

 

*水晶のきらめき*

 

国立で、歌の伴奏合わせがあって、スタジオから数分の画廊で知人の日本画家、高野陽介さんの個展が開催中だったので行ってきました^_^

素晴らしいタイミングです。

〝水晶のきらめき〟ステキなタイトルで、作品も実際に水晶や宝石になるような石を砕いて粉末にして色を作られているそうです。

写真は、私のアイフォンだったのですが、実際は写真では表現できない煌びやかにキラキラ輝いている作品でした。

私のお気に入りの中の一枚です *

【桜雲】

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会場には、ご本人様もいらっしゃって、詳しく説明もしてくださります。

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とても落ち着く居心地のよい画廊にはピアノもありました♪

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心温まる展覧会で、伺った後にはとても幸せな気持ちになりました♪

6月13日(土)までの開催です(^o^)丿

 

 

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∮Con l’armonia(コン・ラルモニーア)通信 vol.4

 

 

∮Con l’armonia通信  vol .4♪

  ■パッヘルベルのカノン■

「パッヘルベルのカノン」の曲名を聞いて知らないと思った方でも、きっとメロディを聴けばどこかで聴き覚えがある曲のことと思います。

バロック時代、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル,Johann Pachelbel(1653-1706)によって1680年頃に作曲されたカノン形式の作品「パッヘルベルのカノン」は今日広く親しまれています。

原曲は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」という曲名で、カノンとジーグで一つの曲になっています。 ジーグの方は演奏を聴く機会が少ないのですが、カノンの部分が最も有名で、パッヘルベルの作品のなかで一般的に知られている唯一の作品です。

曲名にもあるように、カノンの曲の後にはジーグの曲が演奏され、3本のヴァイオリンと通奏低音(チェンバロの鍵盤楽器やチェロ、コントラバスなどの弦楽器など)で演奏されます。

ピアノで演奏される機会も多い「カノン」を私もCDの一曲目に収録しましたが、選曲した理由には演奏している時にお客様のリクエストが多かったことも理由の一つでした。

販売されているピアノ譜の編曲も沢山あるので、お気に入りの編曲をみつけて演奏したり、原曲以外の様々な楽器編成でも演奏されているので、自分好みの演奏をみつけて聴く醍醐味も味わえる一曲でもあります。

パッヘルベルはバロック時代の宮廷音楽家であり、教会の有名なオルガン奏者でもあった為、オルガンのための作品を沢山作曲しています。

バッハの先輩でもあり、バッハもパッヘルベルの作品を一生懸命勉強したそうです。

更に、バッハ以外にもパッヘルベルの作品は生前から人気があり師事する弟子も多く、ドイツ中部・南部の多くの作曲家のお手本となっていました。

バロック時代の有名な作曲家はビバルディやバッハ、ヘンデルなどが活躍した時代。この時代はピアノの楽器はまだ存在せず、鍵盤楽器はオルガンやチェンバロなどでしたが、今日私たちのピアノの教材に欠かせないバッハもパッヘルベルの影響を受け作曲されていたことを知ると、パッヘルベルの偉大さを感じます。

“カノン”とは「かえるのうた」の輪唱のように、2つ以上の声部が同じ旋律を演奏し、同じ間隔を保ちながら追いかけっこすることで作りだされるハーモニーのこと。

「パッヘルベルのカノン」のメロディーは3つのバイオリンパートが全く同じ旋律を2小節ずつ遅れて他のパートへ受け継ぎ演奏されています。 通奏低音でも2小節単位でひとつの和音進行をずっと繰り返されて、原曲では8つの和音進行の(D レ- Aラ – Bmシ – F#mファ♯ – Gソ – Dレ – Em/Gミ/ソ – Aラ)が28回繰り返されています。

こうした通奏低音が繰り返される作法は、バロック時代より前のルネッサンス時代、器楽曲などによくみられた形式で、通奏低音が同じ和声を繰り返す間、他の旋律パートでは一つの主題旋律を次々に即興的に変形し演奏する技法が流行っていました。

パッヘルベルのカノンはこのルネッサンス期の音楽様式を踏襲されている作品でもあります。

バロック時代の音楽の特徴の一つに、同時に複数の旋律を演奏してハーモニーを作る技法がありましたが、パッヘルベルのカノンも単純な和声と主題旋律が様々なパターンに変化し、3つのパートが重なりあってできた曲。

 3つのパートを聴き取ることは難しいことですが、通奏低音が絶え間なく続き、旋律は最初から最後までカノンの形式で作られた曲。

通奏低音による一定の安心感の中、旋律が重なり合い徐々に広がる曲想は、喜びを表すとともに厳粛な雰囲気を作りたいお祝いのセレモニーのBGMにもふさわしい曲にもなっています。

面白いことにパッヘルベルのカノンの通奏低音による和音進行は、現代のポップス音楽など様々な曲にも多用されたているそうです。

例えば岡本真夜の「TOMORROW」、ZARDの「負けないで」などの始まりもパッヘルベルのカノンの和音進行で作曲されていたり、山下達郎の「クリスマス・イブ」では、曲の途中で「パッヘルベルのカノン」がそのまま演奏されています。

今から約300年以上も前のバロック時代に作曲された曲と現代のポップス音楽が同じ和音進行を用いられて作曲されているなんて考えたこともありませんでした。

パッヘルベルは1706年52歳で亡くなりました。

生涯のおいて特にオルガン曲、オルガン曲以外にも声楽曲の分野でも多くの作品を書いています。オルガン曲の分野では、コラールの様式を確立し、特にJ.S.バッハにも影響を与えました。ドイツの中部と南部の各地を転々としたことからも歌唱的な南部の音楽様式と対位法などを用いた中部の様式を上手く統合させた作風もパッヘルベルの特徴であるそうです。

弦ののびやかな音色と旋律がとても美しい、原曲の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の演奏です。

 

 

 

♪バグパイプ

 

子供の生徒さんで〝バグパイプ〟と言う名前の曲をレッスンしていたので、丁度バグパイプの楽器のイメージを私ながらに説明していた直後には、

通われている英会話教室の先生がバグパイプの楽器を演奏してくれたみたいで、とても嬉しそうにお話してくれました。

バグパイプとは、袋( bag)に空気を溜めて数本の音管(パイプ pipe)から音を鳴らす民族楽器で、地域によって形も様々で演奏スタイルも異なりますが、スコットランドやアイルランドなどで演奏されている民族楽器です。

民族楽器独特な音色のバグパイプを聴く機会はあまりないので、とても素晴らしいタイミングに私もビックリしました♪

ステキなエピソードのご報告をいただいたレッスン。

生のバグパイプの音色を聞いた後には、とてもイメージ通りの音楽に仕上げてきてくれました^^

 

5月はオーディションなど色々な会場で演奏させていただいています。

カラフルでポップな可愛らしいロビーのお写真です。

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∮発表会・スプリングコンサート♪

 

週末には沢山の生徒さんがいらっしゃるピアノ教室の発表会・スプリングコンサートで、みなさんの演奏を聞いた後には、バイオリンの伴奏とお話をしながらのピアノソロの演奏をさせていただきました。

とても熱心に楽しくお勉強している生徒さんがいっぱいのお教室。

ステキな先生方と生徒さん達との出会い。

このようなきっかけを頂けたこと、とても嬉しく感謝しています。

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打ち上げにはお教室の先生方とご一緒にお食事をさせていただき、とてもステキなお店を用意してただきました。

生徒さんの成長、これからも楽しみにしています♪

∮FMラジオのお知らせ♪

4月3日に鎌倉のきららホールで開催された『華麗なオペラの世界』

プッチーニ  vs  ヴェルディ どちらがお好き?

ソプラノ澤田エリザさんとのコンサートが、ラジオ放送されます。

 

《鎌倉FM:クラシック音楽への誘い》

★第一回(前半)

・6月9日(火)20:00

・6月14(日)09:00<再放送>

★第二回(後半)

・6月16日(火)20:00

・6月21(日)09:00<再放送>

 

今回のテーマは偉大なるイタリアの作曲家、ヴェルディとプッチーニのオペラアリアからの演奏と、とよしま洋先生のお話もしていただきました。

鎌倉地域でないかたも、パソコンから(http://www.jcbasimul.com/)配信しています。

お聴きいただけると嬉しいです。

http://con-larmonia.com/blog/?p=2270

 

 

 

 

 

 

∮月曜日は新橋でオペラ♪

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新橋の「アルテリーベ TOKYO」で月曜日美味しいお料理、お酒とともにオペラの生演奏をお届けしています。

【5月・6月のスケジュール】

・5月11日(月) 楽しくなければオペラじゃない!!

・5月18日(月) ~歌の花束をあなたに~

・5月25日(月) イタリア・フランスの風に乗せて

・6月1日(月)  夜のおしゃべり

・6月8日(月)  ~月曜から寄り道~

・6月15日(月) AME DAMA ZOO

・6月22日(月) 歌曲とアリアの夕べ

・6月29日(月) をのこうた をなみうた~夏によせて~

 

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毎回様々演奏家が、それぞれの思いを寄せたプログラムで演奏されています。

私は6月の最終日6月29日(月)、メゾソプラノの亀岡聖子さんとご一緒に共演させていただきます♪

 

聖子さんとは、去年の松山でのコンサートでご一緒させていただいた曲目も含めたプログラム。

私と聖子さんとの出会いと言えば、玉井明作曲の〝空家の風鈴〟。この曲も演奏致します。

是非、皆様にも聞いていただきたい一曲です。

 

すでに沢山のご予約をいただきまして、ありがとうございます。

私の大好きなお食事付きのサロンコンサート。

シェフによる本格ドイツ・イタリア料理とともに、音楽もお楽しみいただけたら幸いです。

 

◆ビュッフェスタイル・フリードリンク◆

♪ 開場/18:00  お食事/18:30

♪ 開演/19:00

■会費 ¥4,716(税抜) ¥5,141(税込)

■会場 『アルテリーベ 東京』

東京都港区新橋2-12-5 池伝ビル B1   TEL:03-3519-7007(予約)

 

※ご予約はお問い合わせフォーム、もしくは直接お店までお願いいたします。