●ジャクソン・ポロック展●

 

 

先週ですが、竹橋にある東京国立近代美術館に「ジャクソン・ポロック展」に行きました。

 

 

この時期、つつじがとても綺麗に咲いていました♪

 

 

ポロックは、キャンバスを床に広げ、空中から流動性の塗料を即興的に流し込んだり撒き散らす「ドリッピング」や「ポーリング」の技法を使い、独自の作風を確立させ一世を風靡した20世紀のアメリカの画家です。

床に置いて描くことはインディアンの砂絵の影響によるとも言われています。

 

こちらはポロックの最高傑作でもあり話題の作品。

なんと評価額200億円とも言われている≪インディアンレッドの地の壁画≫(1950年)の作品です。

本物の作品からは、躍動感と迫力を感じました(^^)

 

ポロックは44歳の短命だったのですが、「ドリッピング」や「ポーリング」の成熟期の作品は、とても斬新でダイナミックです。 使用されている色は、白・黒・グレー・黄色・赤・緑が多かったです。グレーは近づいてみると、シルバーでした♪

晩年は白と黒の作品ばかりで、絵画と言うより墨で文字を書いているように思える作品や墨絵のような作品ばかりでした。 小石をキャンパスに張り付けている作品もありました!

今回の展覧会で素敵だな~☆と思った作品は、

・唯一のモザイクの作品(タイトル:無題)。モザイク用の角石やガラスを貼り付けて作られた作品はデザインも素敵なうえ、輝きも美しくて魅了してしまいました。

・「星座」というタイトルの作品。 ポロックには珍しいピンクやグリーン、黄色などの淡い色の組み合わせでしたが、見ているだけで幸せな気持ちになるような、私のお気に入りの作品でした♪

 

ポロックのアトリエを再現したコーナーもありました。

ポロックが使用していた筆や塗料・絵具など。

 

今まで近代美術展には行ったことがなかったので新鮮で楽しかったです♪

 

 


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