音楽のこと

梅雨入り

 

関東地方も 梅雨入りしました。

今年は とても早いですね!

じめじめとした毎日でスッキリしませんが、 意外と雨のポツポツと響く音が心地よく感じています。

ショパンのプレリュードの 『雨だれ』を弾きたい気分になりました。

 

 

おさらい会

 

おさらい会が無事に終わりました。

今回は どの生徒さんも かなり難しい曲に挑戦してもらいましたが、途中で もっと簡単な曲を選んであげれば良かったのかもしれない・・・。 とか、ピアノが嫌いになってしまったら意味がないなぁ・・・とか何度も後悔しましたが、やっぱり 今回は難しい曲を頑張ってもらい 本当に良かったと思いました。

 

おさらい会前の最後の何週間かのモチベーションは素晴らしく、生徒さんはどんどん上達していきました。 人前での演奏は成長に繋がること、つくづくと実感しました。

私にとって演奏のお仕事はもちろん楽しいことですが、教える事で生徒さんの成長を見れることも、とても楽しいことです。

終わった後、 「先生のような曲が弾けるようになりたいです。これからも頑張ります♪」と言ってくれた生徒さんがいました。 他にも ピアノの先生になりたい。などと ピアノに憧れをもってもらえる事は 何よりも嬉しい事です。

実際にピアノの練習は 毎日コツコツと繰り返し練習し、努力なしでは上達できないので 大変な事ですが、これからも 楽しく、ピアノを続けてもらえたらと思っています。

 

 

 

『喜びの島』

『喜びの島』のエピソードをご紹介します。

フランスの作曲家、クロード・アシル・ドビュッシーの後期の作品で、ルーブル美術館にあるフランスの画家ワトーの名画、〈シテール島への船出〉 から着想を得て作曲しました。

シテール島は、エーゲ海のクレタ島の北西にある島で、ギリシア神話では 愛の女神ヴィーナスの島とされています。愛の女神アフロディテをまつる最古の神殿があり、古くから愛の女神にあやかるために、恋人達が詣でた島と言われていました。そして、シテール島は、美・愛・永遠・快楽の象徴とも言われていました。

ワトーの絵の、幸福な恋人達が 愛も宝も 欲しい物が満ち満ちているという様子を、ドビュッシーは 愛の歓びを幻想的にピアノ曲として作曲し、表現したそうです。 躍動感のあるリズムや、きらめく変化など、タイトル通り『喜びの島』は幸せいっぱいの歓喜に溢れた曲になっていると思いました。

様々なエピソードを知った時から、益々 この曲が好きになり、幸せと歓びに満ちた演奏ができるようになりたいと思いました。

 

 

ドビュッシー

 

今週末に、生徒さんのおさらい会をします。

今年は、生徒さん皆にソロの演奏と 連弾の両方を演奏していただきます。

私も講師演奏で何を演奏をしようか迷っていましたが、 ドビュッシーの「喜びの島」を演奏する事にしました。

初めて譜読みをしたとき、私にはこの曲を理解することが難しく、曲の良さがわからないままいました。しかし、何回も聞いたり、沢山練習していくうちに、とても構成が素敵で、弾けば弾くほど好きになっていき、今ではレパートリーにしたい一曲になりました。

ドビュッシーの作品は、印象主義という新しい音楽のスタイルで、音の響きや、技法が新鮮です。

生徒さんは喜びの島を聞いて どういう感想を持つか楽しみです。

 

 

YELL

 

週末 『いきものがかり』 が聞きたくなり、ベストアルバムを聞いていました。知らなかったのですが、いきものがかりの~YELL~はNHK全国学校音楽合唱コンクールで、2009年 中学生の課題曲に起用されていました。

NHKのこのコンクールは、小・中・高校生の部門があり、1932年度から、児童歌唱コンクールとしてスタートした、とても歴史のある合唱コンクールです。

ここ最近の中学生の課題曲は、2006年 森山直太郎 「虹」、2007年 ゴスペラーズ 「言葉にすれば」、2008年 アンジェラ・アキ 「手紙」、2009年 いきものがかり 「YELL」、2010年 大塚愛 「I Love ×××」などと、生徒にも馴染みのある曲ばかりになっていました。

早速、合唱の曲が気になりYouTubeで聞いてみました。 どの曲も、とてもハーモニーが素敵で新鮮でした。

 

 

音楽

 

テレビ・ラジオから流れる情報は、悲惨な情景や不安が募る事ばかり。

『そう言う時こそ音楽が聴きたい』との声が増えて、東日本大震災被災地のコミュニティー放送局は16日の朝から震災報道の合間に音楽放送を再開していました。 被災者の方からは『音楽を聴きほっとしました』との声が届き、音楽で被災者を勇気付ける放送で支援を行っているようです。

私は、音楽は人の心に安らぎや勇気、希望を与える事ができると思っています。被災者さんの心の深い傷を癒すことは、簡単な事ではありませんが、音楽の力で一人でも多くの人が、明るい希望をもつ事ができたら。と思っています。 私事ですが、CDを買って下さった方から、不安な日々の中、〜夢のかなたへ〜のCDを聞いて気持ちがほっとしました。とのメッセージを沢山いただきました。 無力な私ですが、とても嬉しいメッセージです。 もし、ピアノでお役にたてる時があれば、その時に発揮できる様に 今は一つ一つの事を頑張りたいと思います。

 

 

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紀尾井町のホテルニューオータニさんの エントランスです。

桃のお花、 とても鮮やかな可愛いピンクでした。

いつも季節感を感じる、 豪華でお洒落なエントランス。 芸術的です♪

 

 

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今 公開中の映画 、江口洋介さん、蒼井優さん主演の『洋菓子店 コアンドル』。

小笠原伯爵邸の Grand Salon のお部屋で撮影もされました。 パティシエのストーリーで、心温まる作品のようです。

とても美味しそうなスイーツが私心をそそります。

 

 

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梅と雪のコラボレーション♪

3月になって、所どころで梅が咲き始めていたのにもかかわらず、月曜日は秩父に雪が降りました。

丘に一面 梅が咲く場所があります。 丁度 近くを車で通ったので 梅と雪のコラボレーションが見たくなって行ってみました。 もちろん 私達しかいなかったのですが、 とても幻想的な風景で思わず、ゆっくりお散歩をしました。

昔、演奏したチャイコフスキーの『ドゥムカ』という曲を思い出しました。 綺麗に咲き始めている 梅さん達が 寒さに負けず頑張っていました。

 

 

♪合唱

 

昨日は 秩父のミューズの森の合唱団で伴奏の日でした。

指導していただいている先生は、二期会のマイスタージンガーなどで 大変ご活躍されている 松本宰二先生です。

実は 松本先生も秩父市ご出身と言うことで お忙しい中 7・8年前からご指導いただいています。

ミューズの森合唱団は 私も何年か前までは 特にオペラ合唱で 毎週、多い時には週2・3回会っていたメンバーです。

オペラ合唱はとても難しく、複雑にな場面も多い上、イタリア語で皆さん始めの頃は大変苦労されていました。

メンバーは少ないのが残念ですが、 皆さん 本当に楽しく生き生きと 合唱をされています。

私も 長い間一緒に合唱していたメンバーが今も このように頑張って続けてくださる姿が とても嬉しいです♪