∮音楽記号・用語∮

 

楽譜には音符の他に作曲家からのメッセージとして音楽記号や音楽用語が書いてあります。

音楽記号・用語には、音楽の速度や音の強さの他にも、音楽を表現する為の用語・記号が沢山ありますが基本的にイタリア語が多く用いられています。

ピアノを習って半年位すると出てくる音楽記号・用語の中に P(ピアノ)・・・弱く  f (フォルテ)・・・強く mf(メッゾ・フォルテ)、dolce(ドルチェ)、legato(レガート)、staccato(スタッカート)などがあります。

・dolce(ドルチェ)・・・音楽用語で、「甘く」 や「やさしく」という意味ですが、イタリア語でケーキやデザート、お菓子の意味もあります。

・legato(レガート)・・・音楽用語で、「なめらかに」や「つなげる」という意味ですが、イタリア語では今年の漢字の一文字にも選ばれた 「絆」 の意味もあります。

・staccato(スタッカート)・・・音楽用語で「短く切る」 ですがイタリア語で、離れるや際立ってなどの意味があります。

いつも教える時に自分の中でひっかかっていた言葉がいくつかありました。それこそ私も何十年も前に一番最初に習って、学校の音楽の授業でも必ずといっていい位習う基本的な音楽記号です((+_+))

mf(メッゾ・フォルテ)・・・やや強く

moderato(モデラート)・・・中くらいの速さで

fermata(フェルマータ)・・・ほどよく延ばす。

音楽辞典や学校の授業、色んな教材にも書いてあるので疑問にも思わなかったのですが、いつの日か教える時に、「やや」 とか 「中くらい」 とか 「程よく」 などの表現が抽象的で自分でもわからなくなっていました。 ピアノでニュアンスを伝えることはできるけど、他にも「やや早く」とか、「ごく早く」とか、微妙すぎて上手く言葉にできずに残念に思っていましたが、最近、イタリア語の洋先生に音楽記号・用語の微妙なニュアンスを解りやすく教えて頂くことができました。凄く嬉しいです(~o~)

今更ながら、凄く嬉しかった mf(メッゾ・フォルテ)。

「mf」 は「メッゾ・フォルテ」とか 「メゾ・フォルテ」とか言われているのですが、 mezzo (メッツォ)「半分」の 「f 」(フォルテ)。 そのまま言うと 「フォルテの半分の強さで」 と言う記号です。 「mf」の、 「やや」 が具体的になり、かなりスッキリしました。

洋先生に音楽記号とイタリア語を結びつけてアドバイス頂き、初心に戻り、音楽記号・用語から新しい発見や発想ができ演奏が更に楽しくなりそうです♪♪♪

 

 


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