プッチーニ作曲:オペラ「つばめ」

 

私が観た上演は、主役はソプラノ・マグダ役 アンジェラ・ゲオルギューとテノール・ルッジェロ役 ロベルト・アラーニャのメトロポリタン歌劇場の2009年1月10日のライヴ収録でした。

資料室には 『つばめ』のDVDは輸入盤一つしかったので対訳を読みながら見ていたので、日本語字幕版がないのかなと探してみました。

舞台・衣装、マグダ役もとても魅力的なうえ、恋人役の二人の演技がとてもナチュラルで今までオペラでは観たことのない恋人のシーンがあったり、とても息の合った歌唱と演技だったので同じ作品を日本語字幕版で観たいなと思い探していたら、かなりビックリすることを知りました。

アンジェラ・ゲオルギューとロベルト・アラーニャは実際の夫婦だったのです!

何も知らずに観た私は全く違和感のない本当の恋人に見えるほど、流石に息がぴったりのお二人に感激していました。

この「つばめ」のオペラは

パリの裕福な銀行家の愛人マグダは、田舎から出てきた若者ルッジェロと出会い恋に落ちます。マグダは本物の恋と人生を取り戻したくなり、お金持ちの愛人のもとを去りルッジェーロとの愛に生きようとパリを離れます。一緒に暮らしルッジェロから結婚を申し込まれるけれど、マグダは過去の恋愛に対する後悔や罪悪感に耐え切れず、事実を打ち明け、元の生活に戻っていくお話です。

オペラの結末は悲劇で、最終的に誰かが死んでしまう内容が多いのですが、『つばめ』は「実らぬ恋」の悲劇で、今まで観たことのないオペラの結末でした。

 

「つばめ」というのは、マグダは詩人プルミエの手相を見てもらった時に、「マグダはつばめのように夢の国へと海を渡っていくがまた元の巣に戻ってくるだろう。マグダの恋はつばめのようにしばらく飛び回った後、昔の生活に戻っていくことになるだろう。」とお告げが事実になってしまいました。

私が観た上演で息がぴったりだった主役の二人ですが、更にもう一つビックリしたことがありました。

この舞台を演じた時にはすでに不仲になっていて、直後には正式に別れていました。

私には二人がとても魅力的に映っていたので信じられない事実でした。そのような複雑な状況で恋い焦がれている場面や愛し合っていたけれど別れてしまう場面。 二人にしか分からない心境の中で演じていた 「つばめ」 だったのだろうな・・・と思うと、実際に夫婦だったこと。そして不仲だった中、「つばめ」で実際に重なる思いのある恋人役を演じきったこと。 ダブルで驚いてしましました。

ストーリーも分かりやすくて音楽的にも聴きごたえがあって、おすすめのオペラです。

 

今回は、「つばめ」のオペラの中から一番有名なアリア、〝ドレッタの夢の歌〟をピアノで演奏しました。

プッチーニ作曲:オペラ「つばめ」第1幕より〝ドレッタの夢の歌〟

 

このアリアは、1幕のはじめにマグダが歌う有名なアリアです。

詩人プルニエがピアノを弾きながら、まだ未完成の新作の詩で歌い始め、それをマグダが引き継いで歌って完成させる場面。 ここでは

 

〝学生時代に想像もしていなかった、気が狂ってしまうほど陶酔してしまった恋。言葉では表せない程幸せだった恋。私の人生にこのような愛をもつことができたら、この上なく幸せですばらしい夢です。〟といった内容を歌っています。

 

 

録音は色々と試行錯誤しましたが、結局解決しないので諦めました(^_^;)

そのうちに解決できるように頑張りたいと思います。

そして色々な曲を素敵に演奏できるようにピアノの演奏も頑張りたいと思いますので今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 


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