sonata

 

一年前頃から取り組んでいる〝音楽記号〟についてのお勉強ですが、やっとゴールが見えてきました。

地味な作業ですが時間をかけた分、色々な発見がみえてくる気がします。

後少しがんばります(^^)

 

先日の発見。

皆さんもよく耳にする〝ソナタ〟という言葉は、音楽をされていない方からもよく、〝ソナタ〟ってどういう意味?と質問されることがあります。

 

バロック時代からスカルラッティのソナタなど、器楽曲では〝ソナタ〟と言われる曲が沢山作曲されています。

ハイドン、モーツアルト、ベートーベンなどの作曲家も数多くのピアノソナタを作曲し、ピアノ曲以外でもバイオリンソナタやチェロソナタ、フルートソナタやクラリネットソナタなど・・・があります。

 

ソナタは複数の楽章からなり、例えば

 

(第一楽章)

急速な音楽で、ソナタ形式が用いられる。

(第二楽章)

緩徐楽章で叙情的な性格を持つ。

(終楽章)

第三楽章で終わりの曲もあれば第四楽章である曲もあります。四楽章まである時には三楽章にメヌエットなどがおかれ、終楽章では急速な音楽のフィナーレのロンド形式が多いです。

 

sonata (ソナタ)はピアノを続けていると必ず一度は演奏する教材です。 sonata(ソナタ)の前にもう少しわかりやすくシンプルな教材でsontine(ソナチネ:sonataの縮小時)は「小さなソナタ」になります。

発音は〝ソナタ〟ではなく〝ソナ~タ〟・ソナチネは〝ソナチ~ネ〟です♪

聴き慣れない発音で面白かったです(^^)

 

ソナタは複数の楽章からなるうえに、ソナタ形式という決まりがあり、「提示部」「展開部」「再現部」や調性や展開の仕方などにはある程度の決まりに基づかれて作曲されています。 

私は今までこのことを、ソナタだと思っていましたが、イタリア語でsonataは「奏でる」や「演奏すること」の意味がありました。

 

動詞のsonare(楽器を奏でる・演奏する)の名詞がsonata(奏でる・演奏すること)で、ソナタの教材の語源は本来、奏でることや演奏することを意味していたのです。

 

ソナタとはピアノのソロの曲、または、ピアノ伴奏とソロ楽器(バイオリン、チェロ、フルートなど)デュオで演奏される曲が多く、主に器楽曲で用いられる言葉です。

 

私は、恥ずかしいことに今まで単なる教材の名前だと思っていたので、語源・意味を知れて本当に良かったです。

 

 


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