イタリアのナポリ出身、ジュゼッペ・ドメニコ・スカルラッティ(Giuseppe D.Scarlatti1685年-1757年)の作品。
スカルラッティが生まれた1685年は、同年にJ.S.バッハ、ヘンデルも生まれた年で、バロック時代の代表的な作曲家です。
スカルラッティは鍵盤作品の作曲者として有名でしたが、スペインのマリア・マグダレーナ・バルバラ王女のために書かれた練習曲、「鍵盤(チェンバロ)のためのソナタ」を生涯に555曲書きました。
ソナタ ホ長調 Sonata E-Dur K.380 も、練習曲の中の一曲で、去年フジ子・ヘミングさんの演奏会に行った時に、オープニングの一曲目に演奏していただきました。
シンプルな曲ですが、ヘミングさんの演奏は、とても立体的で温かく、心のこもった音楽が会場に響き渡っていました。
ホールに広がる神がかっ音色は今でも忘れられません。
私も以前から好きな曲だったので、演奏させていただきました。
♪スカルラッティ作曲 ソナタ ホ長調 Sonata E-Dur K.380