∮ヴェルディと私の・・・

昨日はヴェルディのお誕生日♪ そして私のお誕生日♪

イタリア語の先生から旧体育の日というと、「キンモクセイが満開になり、ヴェルディのお誕生日、私のお誕生日」と三つ連想していただけるとのこと、とても嬉しいです。

先生のお宅にもキンモクセイが満開で、旧体育の日が満開になる。と言われているお花のようです。

そして、私の大好きなイタリアオペラを代表する作曲家、ヴェルディと同じお誕生日であることは、このうえなく嬉しいことです。

ヴェルディは、約200年前、1813年10月10日、北イタリアのパルマ近郊で生まれました。 作曲家としてはもちろんですが、イタリア人にとって国民的英雄で、イタリアの父と呼ばれている程、特別な存在であるヴェルディ。 当時イタリアはオーストリアの支配下にあり、独立を願っていたイタリア統一に貢献し、1861年には統一された新生イタリア国会議員にも選ばれました。 イタリア人にとって偉大な存在で、今でも何か特別で大事なことがあると必ずと言っていいほど、ヴェルディの歌を歌うそうです。サッカーの試合で、ここぞという時に、「アイーダ」の凱旋の合唱を歌ったり、「ナブッコ」の ‘行け、我が思いよ、黄金の翼に乗せて’ はイタリアの第2国歌ともいわれているようです。皆さんも良く聞くメロディーだと思います。

晩年には、私財で「憩いの家」(Casa di Riposo) という音楽家のための老人ホームを建設しました。音楽家が年老いて思うように演奏ができなくなっても、最後まで音楽家として全うして、音楽に囲まれた環境で過ごせるようにと・・・。  今も実在しています。

これから私もヴェルディの曲を沢山演奏する機会があることを願っています。

 

 


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