優しき春に向けて♪

二月になりましたね*
2月5日の朗読コンサートStimme第6回「―優しき春に―」の冒頭は “浅き春に寄せて”より

『今は 二月 たったそれだけ
あたりには もう春がきこえている 』

立春も近づいてきましたが、春の足音を感じるフレーズから始まります。

朗読、曲の選曲、構成などを朗読の野口方子さんがしてくださりましたが、本当に素晴らしい構成になっています。
素敵なプログラムもできました(^o^)

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ビオラの中山さんと最終合わせをしましたが、当日演奏するブラームスのビオラソナタ第2番作品120の2は、ブラームスの晩年、最後の室内楽曲として完成された曲です。
ビオラとピアノが寄り添いながら演奏し音楽作りができたらと思っています。

当日お渡しするプログラムの解説の冒頭にもありますが、今回の公演では朗読と音楽を対置し、言葉のもつイマジネーションを喚起する試みのコンサート。

24歳で没した天才詩人立原道造と、その才能を見出した堀辰雄の随筆によりますが、日中戦争に突入し、厳しい時代背景の中でも詩作に精力を注いだ詩人たち。

立原が堀に贈ったレコードにドビュッシーの曲もあり、また堀のコレクションにはショパンの曲もあったそうです。(当日のプログラムより一部抜粋:山口 康昭・解剖学者)

野口さんの選曲で、私もピアノソロでドビュッシーのアラベスク、ショパンのノクターンも演奏します。
2人の詩人達も、もしかしたら当日聞いていたかもしれない曲と思うと気持ちが一層高まりました。

お席も、残り10席になりました。
皆様のお越しを心からお待ちしています^ ^

 

 


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