♪公開レッスン

 

昨日はテレサ・ベルガンサさんの声楽公開レッスンに行ってきました。

私は声楽家ではないのですが、声楽の方のピアノ伴奏をするにあたって、最近では声楽の公開レッスンにも行く様になりました。

今回は4名の方が受講し、私たちはレッスン風景を聴講できます。 演奏家として大切なことなど貴重なお話を、とても熱心にしていただきました。

ピアニストは男性のフリオ・アレクシス・ムニョスさん。

日本ではあまり知られていないのですが、海外では主にオペラの伴奏をするピアニストのことを、コレペティトールといいます。オペラ公演で当日オーケストラが奏でる音を、本番前までの練習の時にはピアノで演奏します。ピアノ伴奏の他、歌い手さんの細かい譜読みや、発音、発声の手助けをしたり、ピアノ伴奏といっても、オーケストラと同じ音色が要求されるのです。 ムニョスさんの演奏はとても柔らかく、ピアノなのに色んな楽器のパートが聞こえてくるオーケストラの様な音色が聞こえてきて、とてもお勉強になりました。

ベルガンサさんからの大切なメッセージの中に、演奏家として大事なことは、自分にふさわしいレパートリーを選ぶこと。そして、常に勉強し、練習し、努力し、一生演奏を追求し続けること。と仰っていました。 演奏以外にも通じる、とても大切なメッセージに思いました。  一生ピアノを追求できるようにがんばりたいと思います♪

 

 


Post Comment