《エルミタージュ美術館》

 

 

国立新美術館で、《 セザンヌ展  ~パリとプロバンス~ 》 と 《 大エルミタージュ美術館 》に行き、とても素晴らしかったので、お知らせしようと思ったものの、すっかり忘れていました。

気が付いたら、セザンヌ展は6月11日までの企画展で、もう終わってしまいました(^^ゞ

セザンヌの生まれたプロバンスと、画家としての成功を夢見て過ごしたパリの作品を主に、セザンヌの代表作、静物画や風景画を楽しむことができました♪

 

 

 

セザンヌ展はずっと行きたいと思っていたのですが、同時に国立新美術館で4/25(水)~7/16(月・祝)まで 『大エルミタージュ美術館:世紀の顏 西欧絵画の400年』の展覧会もしていました。

こちらもかなり見応えがありました。

 

エルミタージュ美術館はロシアのサンクトペテルブルクにあるロマノフ王朝歴代皇帝の壮麗な宮殿と300万点を超える所蔵作品がある世界有数の美術館です。

 

16世紀のルネサンスのヴェネツィア派の絵画から17世紀バロックの作品。 柔らかい曲線や色彩のロココ様式の絵画から19世紀のロマン派や印象派、20世紀のマティス、ピカソまで、83の画家による作品が展示されていました。

館内に設置してあった視聴コーナで実際のサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館の壮麗な宮殿を見たり、ロマノフ王朝の莫大な絵画コレクションを知り、想像を超えた資産家だったこと、本当にビックリしました!

 

 

 

 

こちらは アンリ・マティスの『赤い部屋(赤のハーモ二ー)』1908

 

 マティスは、この絵について「私が試みたかったのは、平たい色面の上に、作曲家が和音を置くように絵画を構成することだった」と語っていたそうです。 

私には、窓から見える景色やテーブルの上の果物やお花。 はっきりとした色彩感の中にも穏やかな空間も感じる作品で、この絵を見ていると、不思議と躍動感と心地よい穏やかなメロディーが聞こえてくるような絵画に感じました。

そして、この『赤い部屋』ですが、最初は〈緑〉、次に〈青〉、そして最後に〈赤〉へと塗り替えられていったそうです。 最終的には大胆な色彩の赤に変化しましたが、周りの色彩とうまく調和されているところも素晴らしく、まさしく題名通りの(赤のハーモ二―)の作品に思えます。

 

色彩感覚が独創的なマティスの絵画、5年前位から大好きです♪

そして、最近すっかり写真の文字入れにはまっている私でした☆

 

 


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