『シェルブールの雨傘』

 

 

お互いに将来を誓いあった恋人同士 「シェルブール雨傘店」の17歳の娘ジュヌヴィエーヴと20歳の自動車整備工ギィは幸せいっぱいに包まれている中、ジュヌヴィエーヴの母に若すぎる結婚を反対されています。

同時に、お互いに「あなたなしでは生きられない。」 と思う人と出会えた矢先、ギィは2年間の兵役をつとめることになり、ギィが生きて帰ってこられるかわからないことの辛さ、離ればなれになる辛さ、2年の間にお互いに他の人への心変わりをしてしまわないか不安でいっぱいのシーンですが、「あなたのことをずっと待っているわ」 「生きている限り君のことを愛し続ける」 と再会を誓い合う場面を二重唱で歌っています。 フランス映画なのでフランス語でしたがフランス語の発音って柔らかい響きがお洒落で素敵なので、更に二人の二重唱が美しく感じました(^^)

 

そして、先日マティス絵画『赤い部屋(赤のハーモ二ー)』のお写真をのせたばかりでしたが、『シェルブールの雨傘』では、赤い壁、青い壁、緑などの原色のお部屋がほとんどで、真っ赤なお部屋に真っ赤なワンピースや原色の洋服を着ているのに、とても素敵なのです! 真っ赤なお部屋、普通に存在していてビックリしましたが、美しく、絵になるお部屋が沢山ありました!

 

今回は ジュヌヴィエーヴとギィの美しくも切ないメロディーの二重唱をピアノ曲に編曲しました。 

お聴きいただけたら嬉しいです♪

 


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