今日はイタリアの作曲家、ドニゼッティとチマーラの歌曲から何曲かお稽古をしました。
いつもどんなお稽古をしているかというと、歌い手さんは普段一人で練習をしていますが、ピアノの伴奏で歌う練習や、音やリズムはもちろん、曲作りやイタリア語や言葉の発音、発声のアドバイスなどをしています。
チマーラの歌曲は、抒情的でしっとりした大人っぽい雰囲気をもった中にも、ドラマティックさが加わり、凝縮された内容の曲が沢山あります。
ピアノ伴奏もメロディックで美しくて好きなのですが、技術的にも、曲作りも結構弾きごたえがあります。
最近、日本歌曲も弾く機会が多く、小林秀雄さんの作曲した『日記帳』という曲もワルツ調の可愛くてドラマティックな曲なのですが、思いのほか和声感などが練習しても練習をしてものみこめずに苦戦していましたが、やっと落ち着きました(^^)
違う方から丁度、小林秀雄さんの『演奏会用アリア~すてきな春に』の曲もいただき、こちらも苦戦しながら取り組んでいる所です。拍子も一小節ごとに目まぐるしく変わっています。
この『すてきな春に』も日本歌曲に珍しくジャズのような響きから始まる斬新な曲ですが、とても素敵な曲です。
小林秀雄さんの曲、チマーラの歌曲、弾きごたえのある伴奏ですが、しっとり&ドラマティックで華やかさのある曲は私の好きなタイプの曲です。